北京オリンピックが無事終了した途端、話題は2012年の「ロンドンオリンピック」にシフトしたかのように思えたが、喉元過ぎれば、なのか五輪ネタは下降している。
そんな中、東京同様2016年の招致を目指しているアメリカ・シカゴはここに来て、競泳8冠王のフェルプスをリードサポーターに迎え、シカゴオリンピック開催に意欲を出している。
今年の6月、第一次選考をクリアした候補市はご存知の通り、東京、シカゴ、リオデジャネイロ(ブラジル)、マドリッド(スペイン)の4都市。
最終決定地は来年の10月に発表されるらしいが、各都市で誘致キャンペーンが盛んに行われていることだろう。
シカゴ市民独自の意見では、「ロンドンオリンピック後ではマドリッドは場所が近すぎる。ブラジルは2014年のサッカー・ワールドカップ開催地でもあり、2年間で2つもの大イベントをホストできるか問題。日本は北京から近いし冬のオリンピックも記憶に新しい」と他候補地にはネガティブな意見を耳にする。
しかし反対意見もかなり多く、シカゴオリンピック反対サイトも続々出没している。「交通量が普段でも多いのに」「犯罪だって多いのに」「公共交通システムが悪いし」と並べだしたらキリがないくらい続く。
開催地になってしまったら、埋め合わせで税金が上がる、という心配をしている市民も少なくないのだ。
リビングコストが高いと言われているニューヨークやロサンゼルスでさえ消費税は8.5%以下だというのに、開催を予想してかどうか、現在のシカゴは全米で一番高い10.25%になっている。
シカゴのセールスポイントとしては、
「ミシガン湖に面した市の中心部分は緑豊かな公園が連なり、常時スポーツイベントやスポーツ好きな人が集まっている」
「スポーツ関連行事には常に情熱的で、毎年シカゴのスポーツ競技に販売されるチケットは800万枚。世界26カ国からの国籍を持つ人々が集まるメルティングポットでもある」
というもので、次期大統領候補のオバマ氏のホームタウンということもアピールになるとしているようだ。
昭和生まれの日本人にとって、リアルタイムで観戦しなくとも「東京オリンピック」というのは、一つの節目になっているような感じもある。
(シカゴ/あらた)
そんな中、東京同様2016年の招致を目指しているアメリカ・シカゴはここに来て、競泳8冠王のフェルプスをリードサポーターに迎え、シカゴオリンピック開催に意欲を出している。
今年の6月、第一次選考をクリアした候補市はご存知の通り、東京、シカゴ、リオデジャネイロ(ブラジル)、マドリッド(スペイン)の4都市。
最終決定地は来年の10月に発表されるらしいが、各都市で誘致キャンペーンが盛んに行われていることだろう。
シカゴ市民独自の意見では、「ロンドンオリンピック後ではマドリッドは場所が近すぎる。ブラジルは2014年のサッカー・ワールドカップ開催地でもあり、2年間で2つもの大イベントをホストできるか問題。日本は北京から近いし冬のオリンピックも記憶に新しい」と他候補地にはネガティブな意見を耳にする。
しかし反対意見もかなり多く、シカゴオリンピック反対サイトも続々出没している。「交通量が普段でも多いのに」「犯罪だって多いのに」「公共交通システムが悪いし」と並べだしたらキリがないくらい続く。
開催地になってしまったら、埋め合わせで税金が上がる、という心配をしている市民も少なくないのだ。
リビングコストが高いと言われているニューヨークやロサンゼルスでさえ消費税は8.5%以下だというのに、開催を予想してかどうか、現在のシカゴは全米で一番高い10.25%になっている。
シカゴのセールスポイントとしては、
「ミシガン湖に面した市の中心部分は緑豊かな公園が連なり、常時スポーツイベントやスポーツ好きな人が集まっている」
「スポーツ関連行事には常に情熱的で、毎年シカゴのスポーツ競技に販売されるチケットは800万枚。世界26カ国からの国籍を持つ人々が集まるメルティングポットでもある」
というもので、次期大統領候補のオバマ氏のホームタウンということもアピールになるとしているようだ。
昭和生まれの日本人にとって、リアルタイムで観戦しなくとも「東京オリンピック」というのは、一つの節目になっているような感じもある。
平成の子供たちが成長し、昭和の人間のように「2016年」と言えば東京オリンピック! 忘れられないイベントの一つになって、いつまでも言い継がれる、なんて時代が来てくれてもいいと思うが、実際に日本の人、東京の人は開催をどう受け止めているのだろうか?
(シカゴ/あらた)
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