「クラスター水」って何?
水の化学式はH2O。水道水など普段の生活にかけがえのない水は、沢山のH2O分子が水の中で1個ずつばらばらに存在している訳ではない。
残念なことに、過去のクラスター水関連の商品には、客観的な根拠がないとされるものもあったようだ。だが、最近、日本や海外で特許を取得するなどして、客観的にデータを検証したクラスター水が登場し始めている。
その中でも、グローブサイエンス社は、遠赤外線効果を水に付け加える処理法で、2004年に日本の特許を取得している。この処理法で製造した水と普通の水を科学的に比較し、また人体への影響を検証したからこそ、その様々な効果と共に、理論的に「クラスターが小さい水の処理方法」として特許が認められたのだという。
そのデータの中でも、個人的に興味深かった実験データは、普通の水より処理済の水の方が温度上昇の時間が短いというもの。同じ時間、同じ条件下での上昇差は平均7.41℃も違う。同社は、この原因について、水のクラスターが小さいからこそ、より多くの分子が熱源に接することが出来たのではないかと考えている。
クラスターの小ささから説明出来るのは、同社の科学的な水の性質だけではない。人体への影響に関しても──体への浸透、吸収がよく、細胞や毛細血管の隅々にまで酸素を送り届けられる水──と言えることだという。無論、遠赤外線効果のお陰で、新陳代謝アップにも良いそうだ。
その処理法で作った水こそ「XYZ(サイズ)」。同商品は500mlのペットボトル(399円)の展開のみで、パッケージはピンクとブルーの2タイプが用意されている。
2007年4月の発売以来、同商品は毎月のように雑誌に紹介されている。そのデトックスやアンチエイジング効果を謳う女性誌、運動時の持久力アップに焦点を当てる男性誌。また循環器系などの治療のサポートに活用できるのではと分析する医療機関向けの業界紙などなど。
そのXYZ(サイズ)の水を使った姉妹商品の1つが2007年9月に発売された。それは漆黒のパッケージの「XYZ9(サイズナイン)」で、ドリンク(100ml×10本:15,750円)と濃縮カプセル(3粒×30包:25,200円)の2タイプの商品がある。
有効成分として、同社の北欧産ビルベリーエキス、コエンザイムQ10などを配合。同社によると、活性酸素の消去反応をCCDカメラを使い観察する理論(東北大学名誉教授の大久保一良教授らが提唱)により、たどりついたのがこの有効成分の配合率だという。XYZ(サイズ)自体、美容や健康の敵である活性酸素を減らすのに有効だというデータがあるそうだが、それの強化版といったところか。無論、アントシアニンが豊富なビルベリーを配合したお陰で、PC作業による疲れなどにもよいそうだ。
だが、このXYZシリーズ、お値段がちと高い。
「取水先の天然の水源の選定、原材料の品質には妥協しませんし、水自体の処理に必要な時間、費用などがあるので、お安くは出来ないんです」と同社のコメント。
お値段がゴージャスでも、使えばわかる効き目のなせる口コミ効果で、売り上げは右肩上がりとか。現在の取り扱い先は、「商品の良さをわかってくださるエステサロン、スポーツクラブ、薬剤師がいる薬店、ネットショップ」とのこと。2008年2月には東急ハンズの実店舗でも取り扱いが始まったそうだ。
ちなみにこの「XYZ(サイズ)」シリーズ、未だ姿をあらわさぬ姉妹商品がある。その正式名称は「a3(アトレ)」。
「アルファベット最後の3文字をとったXYZが究極、至上のラストといった意味なら、最初の文字であるaは原点回帰。またAが3個、AAA(トリプルエー)=優秀な品質というメッセージも込めています」
それ以上の発表は時期尚早ということで、今後の展開に乞うご期待。
(いぬい亨)
水の化学式はH2O。水道水など普段の生活にかけがえのない水は、沢山のH2O分子が水の中で1個ずつばらばらに存在している訳ではない。
幾つかの分子が集まった集団=クラスターを形成しているので、水の中には沢山のH2O分子クラスターが存在しているといわれている。クラスター1個を形成する分子の数が、普通の水より少ないとされるのが、クラスターが小さい水こと「クラスター水」だ。
残念なことに、過去のクラスター水関連の商品には、客観的な根拠がないとされるものもあったようだ。だが、最近、日本や海外で特許を取得するなどして、客観的にデータを検証したクラスター水が登場し始めている。
その中でも、グローブサイエンス社は、遠赤外線効果を水に付け加える処理法で、2004年に日本の特許を取得している。この処理法で製造した水と普通の水を科学的に比較し、また人体への影響を検証したからこそ、その様々な効果と共に、理論的に「クラスターが小さい水の処理方法」として特許が認められたのだという。
そのデータの中でも、個人的に興味深かった実験データは、普通の水より処理済の水の方が温度上昇の時間が短いというもの。同じ時間、同じ条件下での上昇差は平均7.41℃も違う。同社は、この原因について、水のクラスターが小さいからこそ、より多くの分子が熱源に接することが出来たのではないかと考えている。
クラスターの小ささから説明出来るのは、同社の科学的な水の性質だけではない。人体への影響に関しても──体への浸透、吸収がよく、細胞や毛細血管の隅々にまで酸素を送り届けられる水──と言えることだという。無論、遠赤外線効果のお陰で、新陳代謝アップにも良いそうだ。
その処理法で作った水こそ「XYZ(サイズ)」。同商品は500mlのペットボトル(399円)の展開のみで、パッケージはピンクとブルーの2タイプが用意されている。
2007年4月の発売以来、同商品は毎月のように雑誌に紹介されている。そのデトックスやアンチエイジング効果を謳う女性誌、運動時の持久力アップに焦点を当てる男性誌。また循環器系などの治療のサポートに活用できるのではと分析する医療機関向けの業界紙などなど。
そのXYZ(サイズ)の水を使った姉妹商品の1つが2007年9月に発売された。それは漆黒のパッケージの「XYZ9(サイズナイン)」で、ドリンク(100ml×10本:15,750円)と濃縮カプセル(3粒×30包:25,200円)の2タイプの商品がある。
有効成分として、同社の北欧産ビルベリーエキス、コエンザイムQ10などを配合。同社によると、活性酸素の消去反応をCCDカメラを使い観察する理論(東北大学名誉教授の大久保一良教授らが提唱)により、たどりついたのがこの有効成分の配合率だという。XYZ(サイズ)自体、美容や健康の敵である活性酸素を減らすのに有効だというデータがあるそうだが、それの強化版といったところか。無論、アントシアニンが豊富なビルベリーを配合したお陰で、PC作業による疲れなどにもよいそうだ。
だが、このXYZシリーズ、お値段がちと高い。
「取水先の天然の水源の選定、原材料の品質には妥協しませんし、水自体の処理に必要な時間、費用などがあるので、お安くは出来ないんです」と同社のコメント。
お値段がゴージャスでも、使えばわかる効き目のなせる口コミ効果で、売り上げは右肩上がりとか。現在の取り扱い先は、「商品の良さをわかってくださるエステサロン、スポーツクラブ、薬剤師がいる薬店、ネットショップ」とのこと。2008年2月には東急ハンズの実店舗でも取り扱いが始まったそうだ。
ちなみにこの「XYZ(サイズ)」シリーズ、未だ姿をあらわさぬ姉妹商品がある。その正式名称は「a3(アトレ)」。
「アルファベット最後の3文字をとったXYZが究極、至上のラストといった意味なら、最初の文字であるaは原点回帰。またAが3個、AAA(トリプルエー)=優秀な品質というメッセージも込めています」
それ以上の発表は時期尚早ということで、今後の展開に乞うご期待。
(いぬい亨)
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