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アフリカの小さな秘密「アカバンガ」

2008年11月17日 10時00分

容器も一風変わっている「アカバンガ」。ちなみに高さは8cm

「アカバンガ」って知ってます? アフリカにあるルワンダ共和国で作られている商品(写真)なんだけど、パッと見ただけでは正体不明。オレンジの液体というのもちょっと怪しげだ。

でも実はこれ、れっきとした香辛料。今年5月に横浜で行われたアフリカン・フェスタで売られていたものだ。“ルワンダの香辛料”ときいて興味は沸いたものの、どんな味かわからないうえに、量も20mlと量も少ない。商品を前にしばし悩んでいたら、
「とにかく辛いから、一度に数滴使うだけでOK。この量で充分だよ」
そういわれて、ひとつ買ってみることに。
「なんにでも合うし、まずは辛さに驚くはず」
商品を渡されながら、改めて念押しされた。

いったいどれほど辛いのか? とりあえず味見をしようと思い、一滴スプーンに垂らしてなめてみた。即後悔。ピリピリとした刺激が舌をおそい、慌てて水を飲みほした。いや、ホントに辛い。かつて世界一辛いといわれた、あのハバネロを彷彿とさせる辛さかも。

しかし驚いたのは、辛さだけではない。はげしい辛さのなかにも、豊かな香りと風味があるのだ。原材料をみると、イエローペッパー(黄唐辛子)80%、オリーブオイル20%とある。直接なめるのは論外だが、少量使うぶんにはいろいろな料理の味を引き立ててくれそうだ。

しかし、いまのところ日本では名前すらほとんど耳にしないアカバンガ。商品を作っているルワンダの業者に問い合わせてみたところ、
「残念ながら日本に輸出していないんです」
とのこと。どうやらイベントということで特別に販売されていたようだ。

アカバンガはルワンダだけでなく、周辺諸国でもかなりポピュラーなスパイスなのだという。
「味わったならわかると思うけれど、アカバンガは辛いし、とてもスパイシー。でも肉にもサラダにもなんにでも合いますよ」
ちなみにアカバンガとは現地の言葉で、「小さな秘密」を意味する言葉だそう。天然香料を使っているため、体にもやさしい。
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ライター情報: 古屋江美子

フリーライター。旅とグルメを中心にウェブや雑誌で執筆中。地元山梨びいき。
好物=昼寝、ビール、読書(どれもビーチかプールサイドなら尚良し)

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