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似て異なる、黄色い韓国カレーと茶色い日本カレー

2008年12月6日 00時00分

韓国の軽食屋で頼んだ一般的なカレー。黄色い。

カレーはインドの専売特許ではない。ほかほかご飯に、程よい辛さのルーがかかったカレーライスは、日本人なら週に3回食べても飽きない(?)庶民のソウルフードだ。
お隣韓国にも、日本のカレーと同じようなカレーがある。お湯で温めるレトルト品があったり、時々お母さんが作ってくれたり、キャンプで作ったりするところは同じだが、写真で見ていただくとわかるように、若干何かが違う。そう、黄色いのである。

最近韓国で、ココ壱番屋などのチェーン店を始め、「日本式カレー」を売りにするお店が増え話題となっている。日本と韓国のカレーの差は何なのか、国際理解を深めるべく、日本式カレー専門店を訪れた。
釜山市南区の「タイガータイガー」で、人気のエビフライカレーを注文。うん、茶色い。
店長に韓国のカレーとの違いを聞くと、「韓国のカレーは水っぽいものが多いですが、当店では日本のカレールーをベースにデミグラスソースなどを加え、コクのあるとろとろのルーにしています」とのこと。
それはまさに、日本人の私も日本で食べた味だった。タイガータイガーのカレーを食べて、「韓国のカレーにはもう戻れない」と話す韓国人のお客さんもいるとのことだ。

ソウル市麻浦区の日本式カレー専門店「三丁目」のカレーも、やはり茶色い。なお、こちらのカレーは辛さが3段階に分かれており、1段階でも結構辛い。
「日本のルーに鶏がらダシなどを加えて、深い味を出しています。最初は日本のカレーと同じマイルドな味だったのですが、『油っこい』という意見をもとに研究し、独自の辛いカレーとしました」と店長。その甲斐もあり、早々に売り切り、お店を閉めることもあるという人気ぶりだとか。
店長は韓国のカレーが黄色い理由について、「韓国ではこれまで、一社の商品が市場をほぼ独占していました。その黄色いルーが、韓国の主流になってしまったのでは」と話してくれた。

茶色くて味の濃い、日本のカレー。それに対して韓国伝統のカレーは黄色く、水気が多い。

関連写真

「タイガータイガー」の日本式カレー。茶色い。釜山市南区大淵洞61-9 2F/Tel.韓国051-623-0944

「三丁目」の日本式カレー。茶色い。ソウル市麻浦区西橋洞356-1 B106/Tel.韓国02-323-0129

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ライター情報: 清水2000

守備範囲は韓国旅行、韓国のサブカル・B級スポットなど。
日本及び韓国の雑誌やウェブに書いています。在ソウル。
好物=食パン、レッサーパンダ

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