初詣、皆さんが楽しみにしているもののひとつに「おみくじ」があるだろう。もちろん、僕も。

神社に行ったら必ず購入。速攻で「待人」欄を見る訳です。以前のコネタに解釈が書かれていたけれど、内容に一喜一憂する。まあ、そんなドキドキワクワクも、おみくじの楽しみのひとつ。

そして、去年の9月1日より菓子を製造・販売するケーアンドビーからおみくじ入りのクッキー『KBフォーチュンクッキー』が発売されているという情報を得た。 
クッキーを割ると中からおみくじが出てきて、その日の運勢を教えてくれるという、このお菓子。

そこでケーアンドビーに、『KBフォーチュンクッキー』について色々お伺いしてみた。
「フォーチュンクッキーのルーツには、いくつかあるんです。
ひとつは、“辻占煎餅”という昔からあるお菓子がルーツという説。北陸地方の神社などで、中におみくじを入れて新年の祝いとして配られていたという説です。
もうひとつは、アメリカ系チャイニーズレストランで出されていたという説。1894年に日本人庭師でサンフランシスコの日本庭園を設計した萩原眞が、店を訪れる客にお茶請けとして出したことで普及させたと伝えられています。
その後、サンフランシスコやロサンゼルスの中華料理を出す日系レストランがこのクッキーの販売を開始し、大衆化が加速したという説もあります。
当社では、そのフォーチュンクッキーを約17年前に商品化し、一部の高速道路売店やお土産売り場で販売していたのですが、今年の9月から一般にも発売するようになりました」
とのこと。

この『KBフォーチュンクッキー』、おみくじは45種あり、書かれている内容も様々。
「夜ふかしは大敵。ホットミルクと夜8:00の電話が幸運をよびます」
「悩み事は、2月生まれの友達に相談して。ラッキーアイテムはラインストーン」
「思わぬいいことが舞い込みそう。革製品とハンカチがお守りに」
「何事も慎重に。うっかりミスが続きそう。ペンの貸し借りが運気を好転させてくれそう」
「すべて幸運の大運気!! これをのがす手はないって感じ。ただ、黒いモノには注意して」
と、かなり具体的。

実際に私も、この『KBフォーチュンクッキー』を食べてみた。まず、クッキーを割ると、中にはおみくじの紙が入っている。
ドキドキしながら見てみると
「ユニークな個性を持った友人と、行動しよう。予期せぬ幸運が待っています」
予期せぬ幸運ってナンだ!? 書店で本をとろうとしたら、見知らぬ女性と手と手が触れたりするのだろうか? そして、そこから知り合いになって……だなんて、そんな妄想も楽しいクッキーであります。ちなみに、クッキー自体も甘くて美味しいので、ご心配なく。

こちらの商品、9個入り350円でスーパーなどで買うことができ、またウェブサイトでも購入可能。
食べながら、運勢やラッキーアイテムなどを教えてくれるという、よく考えると贅沢な特性を持つこの商品。
自分の運勢が気になる食いしん坊さんたちは、このクッキーで食欲を満たしつつ運気回復のアドバイスを受けてみては!?
(寺西ジャジューカ)
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