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携帯+自宅電話「おまとめ」の意外な落とし穴

2009年2月24日 10時00分

お得なことも多い一方で、複雑なこともまた、多いみたいなのです。

近年、自宅電話をNTTではなく携帯会社に変更し、携帯電話と自宅電話の請求先を1個所にするお得なサービスが浸透してきている。
料金的にかなり安くなるのが大きな魅力だが、そこには意外なデメリットもあることを、最近になって初めて知った。

一つは、「タウンページやイエローページがもらえなくなる」ということ。これらはNTTのサービスであって、自宅電話がNTTを外れて携帯会社との契約になる場合、対象外になるというのは、考えてみれば、当たり前だが、ちょっと見落としがちな点ではある。

だが、それはまだ微細なこととして、大きな衝撃だったのは、自宅電話を携帯会社にしていると、「転居手続きに2~3週間という時間がかかること」や「わずかな距離の移動でも、電話番号が100%変わってしまう」ということ。
実はこのほど、同じ区内の近所に引越しすることになったのだが、KDDIに連絡をすると、こんな説明をされた。
「KDDIで移転手続きをする場合、まず『移転元解約』を行い、改めて『新規契約』をする流れになります。そのため、一般的には手続きの期間を2~3週間いただくことになります」

なぜ「移転」ではなく「解約+契約」というややこしい手続きになるかというと……。
「こちらは、電話の加入権を設けていない会社ですので、NTTさんに問い合わせをし、『解約』と『契約』を行うことになるんです」

さらに、NTTの場合、同じ交換局内であれば、電話番号は変わらないのだが、携帯会社の場合はもともと「加入権」を持っていないだけに、電話番号が“100%”変わってしまう。
「当社では加入権を持っていないため、NTTさんに番号をいったん戻し、新規に契約することになります。極端な例ですと、同じマンション内の隣の部屋への移転であっても、お電話番号は変わることになります」
NTTの交換局も変わらない近所の引越しだったため、電話番号が変わってしまうというのは、ちょっと予期していなかった事実。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。
月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

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