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いまどきの「交換日記」事情

2009年3月16日 10時00分

いまどきの「交換日記」、メインは小学生女子です。

卒業シーズンで、サイン帳などを文具売り場・ファンシーショップで多く見かけるこのごろ。
サイン帳と並んで売られているものに、「こうかんノート」がある。

「交換日記」といえば、かつては大学ノートや、フツウのノートに書いていたものだが、それがいま、「交換日記専用」として、『ちゃお』などの少女漫画雑誌の付録についてきたり、文具売り場などでたくさんの種類が売られている。

20代半ばの女性は、「私が小学生の頃からありましたよ」と言っていたけど……。いまどきの交換日記はどうなってるのか。

いまどきの交換日記がフツウのノートと大きく異なるのは、フォーマットがかなりかっちり決まっていること。

最初のページにはたいてい「メンバープロフィール」があり、そのあとは細かく枠で区切られ、「きょうのたんとうは→」という項目から、「今日のキブン」「GOODニュース」「BADニュース」「びっくりニュース」「ファッションニュース」「LOVEトーク」「きょうの一言」「TVげいのうネタ」「なやみそうだん」「ないしょばなし」「みんなのへんじ」などの項目を経て、「つぎのたんとうは→」と続く。
なかには、ノートの最後で、「こうかんノートをつづける? YES NO」と、みんなにアンケートをしたうえで決議する項目が設けられているものまである。

なぜこうした形式になっているのか。
ファンシーグッズの企画、デザイン、販売の「カミオジャパン」によると、メインの購買層は小学生なのだという。
「項目は、小中学生のお客様にモニター会を実施し、どういったものが欲しいかなど質問させていただいて決めております。特に、女の子の絵と詩がワンセットの、友情モノ、仲間を実感しあえるものが人気です」

かつてコネタで書いた「サイン帳」事情と共通しているのだが、こうした「こうかんノート」は、フォーマットがある簡便さの一方で、オリジナリティが生まれにくいという面もある。
たとえば、交換日記をやっていくと、自分で「4コマ漫画」を書いたり、なぜか「5コマ漫画」になっちゃったり、オリジナルの「あみだくじコーナー」や「占いコーナー」、そのうち「謎の歌コーナー」なんてものができたり、そのときどきで「流行」と「模倣」が生まれるもの。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。
月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

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