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「酒焼け」の声って、ホントにあるの?

ライター情報:田幸和歌子
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呑んでますか?

「大酒飲みでハスキーボイスの人」の声を「酒焼けした声」なんて言うことがある。

たとえば、最近、テレビでの活躍を増やしている、酒とパチンコをこよなく愛する女芸人・椿鬼奴などもその一人だが、そもそも実際に「酒焼け」ってあるのだろうか。
自分自身、飲み会の後などによくガラガラ声になることがあり、喋りすぎを反省すること、しばしば。
これって「酒焼け」だろうか。そもそもどんなメカニズムなのか。

ヴォイス・ティーチャー(音痴矯正)で日本声楽発声学会会員、『「裏声」のエロス』(集英社新書)著者の高牧康さんに聞いた。

「『酒焼け』に含まれる『焼け』という言葉は、日焼け、胸焼けにも用いられるように、それらが原因となり、また、その部位が変化を生じて健全でなくなることを言います。 日焼けは、皮膚が持つメラニンによる保護能力を超えた日射を浴びたことによって起こる熱傷であり、胸焼けは、胃酸が上方に逆流し、食道をただれさせるために起こります。つまり、『焼け』とは、粘膜などに刺激を与えて水分を奪い、健全な組織を破壊することなのです」
喉仏=「喉頭」は、気管と食道の分かれ道があるところ。 この喉頭は上下に動くことで、口から入ってきた食物は食道へ、空気は気管へと振り分けているという。
「その振り分けの第一の弁は喉頭蓋といい、喉頭の上のほうにあります。第二の弁は声帯です。声帯は声を出すためにあるのではなく、実は、気管に食物が流れ込まないようにするための弁の一つだったのです」

食べ物が間違って気管に入ってしまうことを「誤嚥」と言うが、これは、振り分けがうまくいかなかったことで起こるのだとか。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2009年9月25日 10時00分

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