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「目が良すぎると老眼になりやすい」について

ライター情報:田幸和歌子

たまには遠くのきれいな景色もゆっくり見てみませんか。

行楽シーズンで、出かける機会も増える時季。

ところで、近視の人は、景色の良い場所に行くと、目の良い人が羨ましくなるもの。そんなとき、言いがちなのが、こんなセリフだ。
「目がよすぎると老眼になりやすいんだよ」
あるいは逆に、「今は近視だけど、老眼にはならないから」なんて言う人もいる。でも、これって本当なのだろうか。福与眼科医院の福与貴秀院長に聞いた。

「『目が良すぎると老眼になりやすい』とか、『近視の人は老眼になりにくい』とよく言いますが、これは実際にはありません。近視の人は、自分が老眼になっていることに気づきにくいだけなんですよ」
たとえば、近視の人が「老眼鏡を使わなくても、メガネをずらして見るだけで良い」と言うことがある。

実は近視の人にとって「メガネをずらして見る」という動作は、老眼になっている証拠。メガネを外すことで、逆に「老眼鏡をかけている」状態になるのだという。

「老眼は誰にでも平等に起こるもの。一般的に、45歳ぐらいから自覚症状が出て、50歳までに100%の人が老眼になっているんです」
老眼は避けられないものだとは! そもそも老眼になる前と、なった後とでは、眼の機能はどう違うのか。
「老眼になると活字が見づらくなるため、老眼鏡を使います。すると、メガネがピントを合わせてくれるので、眼のピント合わせ機能は働かなくなり、やがて失われてしまいます。老眼を進ませないためにはこの機能を使い続けることが大切で、ピント合わせ用の筋肉である『毛様筋』を意識的に動かす必要があるんです」

残念ながら、いったん老眼になってしまったら、治せないそうだが、目の筋肉を鍛えることなどによって、「老眼を遅らせること」はできるそうだ。

目の筋肉を鍛えるためにも、PCやテレビなど、同じ距離にあるものばかり見ているのではなく、いろいろな距離にピントを合わせてみることは重要なこと。

天気の良い日は、見晴らしの良い場所などに足を運んで、遠くを見てみませんか。
(田幸和歌子)

ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2009年10月16日 10時00分

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