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「のり弁」は小さいのになぜ高カロリーなのか

2009年11月5日 10時00分

お世話になってます!

「490円でも味噌汁はつかない」世知辛い世の中だが、近年は、激安弁当が続々登場している。

そんな中でも、とりわけシンプルで安く、飽きのこない「のり弁」。ただし、実はかなり高カロリーだということをご存じだろうか。

コンビニや弁当屋のカロリー表示を見ると、たいてい800~900キロカロリー! 何店舗かで見てみたが、意外にも唐揚げ弁当やとんかつ弁当よりも高カロリーだった。

弁当自体は小ぶりなのに、なぜなのか。理学博士・健康医科学博士・栄養士で、『あなたの年収を3倍にする料理のパワー』(総合法令出版)の著者・臼井由妃さんに聞いた。

「コンビニ業者さんに聞いたのですが、のり弁はお弁当の中でいちばん売れるそうです。最近はギュウギュウに詰めこんだ『でか弁』がよく売れる傾向があるのですが、のり弁はボリュームたっぷりで、安いのがポイント。また、お昼に食べることの多いお弁当ですよね? お昼だったらエネルギーが多めでもそんなに気にならないこと。揚げ物が主流で、腹もちが良いのも人気の理由のようです」

それにしても、なぜこんなに高カロリーに?
「ご飯の量が多いことがいちばんの理由ですね。一般に、ご飯茶碗軽く1杯分で、180キロカロリーですが、お弁当の場合、ごはんが250グラムくらいあり、これは2膳半くらいの量なんですよ。つまり、ご飯だけで500キロカロリー近くあります。さらに、のり弁の定番・唐揚げと白身魚のフライをのせたら、自動的に800~900キロカロリーにはなります。のっているものの数がシンプルとはいえ、揚げ物だけで、あとは彩り程度に漬物があるくらいですからね」

小さく見えて、侮れないカロリー。でも、「のり弁を買う人の理由は『安くて腹もちが良いこと』ですよね。目的がもともと違います。栄養バランスを考えるなら、幕の内のほうが良いでしょうけど、幕の内でも700~800キロカロリーにはなりますよ」と臼井さん。

お弁当のご飯は250グラムくらいが主流で、さらにデリバリーのお弁当では、フライが入っていると1200キロカロリーぐらいになることも多いそうだ。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。
月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

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