日本人は口下手だと思う。そこが良い所だと個人的には思っているのだが。
“口にしなくても察してくれる”という世界の、なんと奥ゆかしいことか。
でもストレートに想いを伝えてほしい時だって、人にはある。だけど、先程も言ったように日本人は口下手だ。

そんな時は、こんなグッズがいいかもしれない。渡嘉毛織株式会社より発売されている『メッセージクッション ミニハート』が、言葉にできない想いの伝達に最適なのだ。

このクッションには斬新な機能が備わっている。温度が32度以上になると生地が変色し、隠されたメッセージが浮かび上がるらしいのだ。浮かび上がる文字は「ありがとう」、「おつかれさまです」、「スキです」の3種類。

渡嘉毛織は、ベビー布団と寝具・用品を開発している会社なのだが、今回このような商品を開発したキッカケを同社の担当者に伺ってみた。
「夏季に、32度以上になると吸熱されて冷たく感じる抱き枕を開発したんです。この抱き枕は、体温を吸熱すると色が変わり、逆に28度以下になると放熱されて温かく感じる物でした」

「今回はクリスマス、ホワイトデー、バレンタイン用に商品を開発いたしました。以前からハート型のクッションは扱っていたのですが、クッションをただ渡すより、『メッセージを伝えたい。
それも、ただメッセージを伝えるのではなく、抱き枕の機能を使って、文字を隠そう』ということになりました」
温度で変色する機能を利用し、“普段、言いたいんだけど言えないこと”を隠して贈れるクッションを商品化した。メッセージの内容は、バレンタインやクリスマスに合わせて「スキです」の文字に。また、バレンタインにおける義理チョコ用のパターンも想定。日頃の感謝の気持ちを表した「ありがとう」、「おつかれさまです」といったメッセージも用意し、重くなり過ぎないようにも配慮した。

また、メッセージのオーダーも受付中である。オーダー主の好きなメッセージを記したクッションの製作も可能。値段に関してだが、オーダー数が多いほどに安くなる。何百個の注文よりも、何千個の注文の方がおトクとなると考えてもらえばいい。
他にも、通常バージョンのクッションでもメッセージを増やすことが予定されている。メッセージが増えれば、使い方の幅も広がる一方だ。

ちなみにこのクッション、カイロを入れるポケットが裏面に付いている。冬に心強いことこの上ないが、そのカイロを表面に当ててみよう。
そうすれば、メッセージがグングン浮かび上がってくるから。「クッションを温かくすれば、心も温まる」だなんて、普段言えない事も、言いたくなってしまった。

この『メッセージクッション ミニハート』は、渡嘉毛織の楽天市場にて購入が可能。価格は1,050円(税込み)。

ハートの形をしていて、心に染みるメッセージも添えられている。まさに“ハートウォーミング”な一品。このクッションを入手したら、中と外から温まっていただきたい。
(寺西ジャジューカ)
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