巷のB級ニュース“小”ネタを毎日配信!

0

その腰痛、本当にただの腰痛ですか?

ライター情報:田幸和歌子

イテテテテ……。

下腹部脇のような、腰のような曖昧な場所に、ある日突然、猛烈な痛みを感じた。重くズキズキする痛みに脂汗をかきつつ、原因がよくわからず、とりあえずかかりつけの内科医を受診したところ、診断結果は、意外にも「膀胱炎」だった。

膀胱炎は、実は女性の60%は生涯に1度は経験するとも言われているけれど、それにしても、よく言われる「オシッコをガマンすると~」なんてことは全くないし、第一、痛みを感じたのは「腰」のあたりだけ。

恥ずかしながら、そんな話を友人にしたところ、逆にこんな恐ろしい話を聞いた。
「慢性的に鈍い痛みを腰に感じていて、ただの腰痛だと思っていたんだけど、動けないほどひどくなって病院でみてもらったら、腎臓が弱っていたの」
「腰」と思っていたのに、腎臓が原因とは。しかも、症状が出ている時点で、かなり悪い状態だという。

ただの腰痛に思えて、内臓疾患が原因となっている場合などは、よくあるものなのか。『はい、泌尿器科です。』の著書で、医療法人社団 湘南太陽会 鳥居泌尿器科・内科の鳥居伸一郎院長に聞いた。
「内臓が原因で腰痛が起こるということは、もちろんけっこうあることです。たとえば、泌尿器科的なものなら、膀胱炎や腎盂炎などがありますし、内科的なものでは膵炎や胆石など。さらに、膵臓や大腸のがんなどもありえます」

膀胱炎や腎盂炎は、一般的には残尿感や排尿時痛、頻尿などの症状があるが、そういった症状がなく、腰の痛みのみという場合もあるそうで、
「厄介なのは、原因がわからず、痛みに鎮痛剤を使って、病気を見逃してしまうことです」と鳥居院長。
関連キーワード

ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2010年4月26日 10時00分

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品