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「後になってから腹が立ってくる」人たち

ライター情報:田幸和歌子

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瞬間的にその場で怒れたら……と思ったことありませんか?

「そのときは何とも思わなかったんだけど、後になってから、無性に腹が立ってきて!」と憤慨する人はけっこういる。

また、「あのときなぜ言い返せなかったんだろう?」と、後になって悔しくなったことのある人は、少なくないのではないだろうか。

なぜ「後になってから」怒りがわくのか。また、これはどういったタイプの人に多いのか。
『相手の心の中が怖いくらい見える心理術』(王様文庫)、『打たれ弱~いビジネスマンのためのゆうき式ストレスクリニック』(Nanaブックス)等の著者、ゆうメンタルクリニック院長で精神科医の、ゆうきゆう先生に聞いた。

「人の記憶の仕方には、事実のリンクと感情のリンクがあります。事実のリンクとは、『昨日はミスして部長に怒られた』⇒『ミスと言えば、取引先でも失敗したな』といった具合に、事実と事実をリンクさせて記憶する方法です。そしてその事実ひとつひとつに『悔しい』『嬉しい』といった感情が付加されているのです」
一方、「感情のリンク」とは……。
「『悔しい…何でだっけ?』⇒『あぁ、昨日部長に怒られたんだ』⇒『悔しいと言えば、この間も彼氏に太いって言われたな』といった具合に、感情を軸に事実を記憶する方法です。いわゆる『思い出し怒り』をよくする人は、感情のリンクが主となって記憶をするタイプなのでしょう」

そもそもなぜ「後になってから」のほうが、怒りが増すものなのか。
「感情のリンクで記憶していると、『嫌なことがあった』⇒『嫌な気分になる』⇒『過去の嫌な気分になった出来事をどんどん思い出す』という悪循環に陥りやすく、あとになるほど雪だるま式に怒りは大きくなるのです。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2010年6月28日 10時00分

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