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新しいメディアの形! iPadを使った「即席紙芝居」

ライター情報:古屋江美子

公園での即席紙芝居の様子

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先日、あるイベント会場で、面白いものを見た。
「インターネットを使ったヘンな紙芝居をやります~」という声に誘われていくと、始まったのは「即席紙芝居」なるもの。

実はこれ、第15回メディア芸術祭でエンターテインメント部門審査委員会推薦作品に選ばれた、れっきとした1つの芸術作品だ。

会場に登場したのは、一見すると普通の紙芝居屋さん。だが、よく見れば自転車の荷台に取り付けられた舞台にはめ込まれていたのは、紙芝居ではなく、iPad! 

昭和のエンターテインメントである紙芝居が最先端のデバイスで再現されるというのも斬新だが、それに加えて見せ方もユニーク。2枚の重なった絵を半分だけ見せてみたり、ゆっくり抜いてみたりと、まるで紙の紙芝居のように自在に操作しながら、場のコミュニケーションを操っていく。本のページをめくるような一般的なスライド操作とはだいぶ違う。

さらに驚いたのが、紙芝居の“即席”ぶり。たとえば、紙芝居(正確には“紙”ではないが……)を始める前に、その場にいた子どもの写真をiPhoneで撮影。すると、その子が話の中に登場し、重要な人物として活躍する。また、別の子との「何か欲しいものある?」「くるま!」という会話の後には、ちゃんと話の要所で車の画像が現れる。

つまり、その場に居合わせた人、そこでの会話によってのみ生み出される、1度限りの即席ストーリー、即興パフォーマンスなのだ。

イベント会場は電波状況が悪く、しばらくページをめくれないというハプニングもあったが、そんな状況も自然と会場の笑いを誘っていた。
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ライター情報: 古屋江美子

フリーライター。旅とグルメを中心にウェブや雑誌で執筆中。地元山梨びいき。
好物=昼寝、ビール、読書(どれもビーチかプールサイドなら尚良し)

2013年2月11日 07時00分

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