最近、趣味に「自転車」を挙げる芸能人って多いですよね。鶴見辰吾とか玉袋筋太郎とか。
そういや忌野清志郎も、自転車が好きな人だったっけ。そんな彼らを思い浮かべたら、なぜか皆同じ格好をしている。そうです、あのピチっとしたやつ。レーサージャージって言うんですか? いかにも! って感じで、気合と没頭度が伺えます。

……ぶっちゃけ、あれがハードルなんだよなぁ。ビギナーは、気後れしてしまう。もっとカジュアルに、自転車って取り組めないものなのだろうか?

そこで開発されました、ニューコスチュームが。自転車ブランド「DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)」が6月より発売している『デオドラントサイクルポロシャツ』は、言わば“自転車用ポロシャツ”であります。

「自転車ファンにも、いくつかのジャンルがございます。大きく分けると、スピート指向のロードバイクユーザーと自転車をファッションの一部として楽しむニーズの2つです」(担当者)

前者であれば、もちろん機能性を重視するべき。既存のレーサージャージ等が喜ばれるだろう。ただそんな中でも「街中を走行する際やサイクリングの途中にレーサージャージ姿でコンビニに立ち寄るのは抵抗がある」という声が上がっていたらしい。
なんせ、派手だからな……。

一方、後者のタイプの場合、どうしてもレーサージャージの形状やデザインに抵抗を覚えてしまう。なんせ、ガチで派手だからな……。
「そんな状況を踏まえ、『レーサージャージのような機能性を持たせ、カジュアルな自転車乗りに特化したアパレルがあれば』という発想から、製品開発に至りました」(担当者)

では、このポロシャツの特長について。
(1) 夜間の追突事故を防ぐ反射素材のロゴをプリント(襟の裏、腹部)
(2) 背面に大型のポケットを配置することで収納性にも特化
(3) 乗車時の前傾姿勢を考慮し通常のポロシャツより長い後ろ身頃を採用
(4) 短めの襟を立てることで首への直射日光を防ぎ熱中症対策に役立つ
(5) 脇の下には消臭効果があるテープを配置

以上、5つのポイントが挙げられる。……はて、空気抵抗に関してはどうしてくれるのだろう。だって、レーサージャージほどタイトではないのですよね?
「レーサージャージは言うなれば、陸上選手のユニフォーム、水泳選手のスピードレーサーに当たるような製品です。このポロシャツでは、そこまで本気なユーザーさんや用途には対応できないかもしれませんが、速乾素材を採用したり、シルエットを通常のポロシャツよりタイトにすることで空気抵抗を抑える工夫をしています」(担当者)

そんな『デオドラントサイクルポロシャツ』、やはり“デザインの良さ”+“機能性の高さ”で好評を博しているとのこと。
「機能性は欲しいけどレーサージャージには抵抗がある人にオススメです」(担当者)
現在、このポロシャツは同ブランドホームページかAmazonにて購入することができる。価格は3,675円(税込み)。

画像を見ていただくとわかると思うけど、普段着として普通にアリ。その上、機能性も備わっている。

いやぁ、敷居を低くしていただきありがとうございました。
(寺西ジャジューカ)
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