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街路樹のイチョウはなぜ臭わない? 雌雄の見分け方

ライター情報:田幸和歌子

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イチョウが美しく色づく季節です。

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イチョウが色づく季節。紅葉は美しく、実は食べると美味しいが、とはいえ、少々悩ましいのは落ちたギンナンの臭いである。

それにしても、公園や神社、学校などのイチョウはギンナンが臭うのに、原宿・表参道などのイチョウは臭わない。何故なのか。イチョウには雄の木、雌の木があることが知られているが、街路樹などには雄の木のみを植えているということだろうか。そもそもイチョウの雌雄の見分け方とは? ギンナンの結実について研究・調査している岡山県農林水産総合センター森林研究所に聞いた。

「雄の木と雌の木の見分け方は、正直なところ、ないんです。一般には『枝のつき方が鋭角か鈍角かの違い』などという説もありますが、それも都市伝説のような不確かな情報で、確実には開花時期に雄花か雌花か、『花』を見ないとわからないんですよ」

なんと! 花がつくときには、実もなるわけだから、そこで雌雄がわかっても手遅れだったりするだろう。見分け方がないとすると、美しいイチョウ並木が臭わないのは、偶然の産物なのか。
「いいえ。街路樹の場合は、やはり実がなると大変ですから、もともと雄の木を植えています」

もともと雄の木? 見分け方がないのに?
「もともと雄雌がわかっている状態で、実が落ちない雄の木だけを選び、接ぎ木や挿し木をすることで、クローンを作るんです」

なるほど、「雄」の木からクローン技術で増やしているということだったのか。

ところで、雄と雌は、かなり離れた距離でも実がなると聞くけど、どのくらいの距離で結実するのか。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2013年12月20日 07時00分

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