麦茶? いいですねぇ。しかし、私はラムネが飲みたい。ビー玉で閉じてある封を専用器具で“ポンッ”と開け、あふれ出るラムネを口で受け止めてあげる。想像しただけで、幸せで震えてしまいそうになります。
いや、それだけじゃない。
そうなんです、あんこなんです。しかし、まるで想像できない。じゃあ、実物画像をご覧ください。
あらー、真っ青。まさに、ラムネのような色!
元々はたい焼き用だった
実はこれ、元々はたいやき用のあんことしてとして昨年開発されたものだそう。暑い季節は売り上げが激減するので、その対策として清涼感が感じられるあんこを作ってみせたのです。
「当店のあんこは業務用が多いんですが、これは個人購入が多いです。なぜか、男性が多いですね。女性からすると、色がドギツイのかもしれない……」(同社・北條代表)
ホームベーカリーの普及により自宅でパンを作る人が増えており、きっとこのあんこを使って“自家製ラムネあんパン”を作っているのでしょう。もちろん、パン屋や飲食店(デザートに使用)による購入も多いようです。
さて、この「ラムネあん」の気になる製造方法について。
……へっ? これで、ラムネの味がするんですか!?
「人間の舌っていいかげんなもので、“香り”“見た目”“ネーミング”で、ラムネと感じてしまうんですよ」(北條代表)
本当かなぁ?
ラムネあんを取り寄せて食べてみた!
……というわけで、実際にあんこを取り寄せてみました!
もうね、この状態でラムネの香りがします。こりゃ、楽しみ。早速、お皿に盛ってみました。
では、なめます。
……もう、ラムネでしかないよ! 香りのせいなのかしら。
「白インゲン豆の味は、そんなにしません。あんこの味よりラムネの味が“ドカン!”と来ます」(北條代表)
そんな『爽快ラムネあん』は、同社ホームページにて購入することが可能。価格は460円(税込)/500g~。
「通年で販売いたしますが、ピークは9月まででしょうね」(北条代表)
「青すぎて衝撃!」「冷やして食べたい」といった反響が寄せられている、このあんこ。サマーシーズンにこそ、ぜひとも試していただきたいスイーツ(?)です。
(寺西ジャジューカ)