じゃあ、ちょっと失礼して。いただきまーす!
この喜びの瞬間を、皆で分かち合いたい。というわけで、ちょっと特別な企画がスタートします。今までにコネタで何度か紹介した「TABLE FOR TWO」(以下「TFT」)が、特設サイトを開設しました。この場所で、国連が定めた「世界食料デー」10月16日~11月30日に実施されるのは、その名も「世界食料デー・ソーシャルアクション おにぎり一斉いただきます!」なるキャンペーン。

おにぎりの写真投稿で5食分の給食が届く
内容は、至極簡単。全国各地で参加者がおにぎりを作るor購入をし、「いただきます!」の写真をサイトに投稿すると、参加者に代わって協賛企業が写真1枚につき100円をTFTに寄付。結果的に、アフリカ・アジアの子どもたちへあたたかな給食5食分(1食20円)がプレゼントされることになります。

「多くの人がキャンペーンに参加しやすいシンボルフードを考えたところ、日本発のTABLE FOR TWOであることから、日本のソウルフード『おにぎり』が思い浮かびました。おにぎりは、お母さんが子どもへ、家族へと、大切な誰かを想い愛情込めて握ることが多いです。そこに、ちょっとだけアフリカ・アジアの子どもたちへの想いも込めてもらえるとうれしいと考え、企画の内容が決定いたしました」(「TFT」担当者)
でも、どんな写真をアップしようかしら。自分の顔も写ってないと、いけないのかな……?
「いえいえ。『おにぎりの写真』、『おにぎりを握っている写真』、『おにぎりをいただきます! している様子』、『おにぎりを食べている写真』など、おにぎりにまつわる写真であれば何でも大丈夫です」(「TFT」担当者)
日本以外も世界各国が参加予定
もちろん、今回のキャンペーンは世界規模のもの。
「アメリカではニューヨーク、サンフランシスコ、シカゴ等でおにぎりイベントの準備をしています。例えばニューヨークではおにぎり屋が増えており、おにぎりが人気を獲得しています。ニューヨークにてお弁当の製造販売を手がける『BentOn』では、TFT寄付つきのおにぎりを発売し、写真投稿を呼びかける予定です。また10月18日にはニューヨークに屋台を並ばせ、日本を紹介するイベントを開催する予定です。そのイベントでもおにぎりを販売するので、その場で写真撮影をして特設サイトに投稿してもらうなど、ワールドワイドに盛り上げていきます」(TFT担当者)
このように世界中で「おにぎり、いただきます!」の声が上がりますが、それで終わりじゃない。「いただきます!」の声と同時に、アフリカ・アジアの子どもたちへ給食がプレゼントされるというのが今回のキャンペーンの内容です。

「毎日の『食べる』という楽しみを通じ、世界中から気軽に参加できる仕組みを作りました。『おにぎりを食べる』という行為は、小さな一歩かもしれません。でもその小さな行いがたくさん集まり、世界の食について考える人が増えれば、世界はちょっとだけ良くなるかもしれない。みなさんの小さな一歩をきっかけに、世界の食の不均衡と肥満と飢餓の問題について行動するきっかけを創っていきたいと考えています。ぜひ、多くの方々にご参加いただけたら嬉しいです」(TFT担当者)
(寺西ジャジューカ)