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仕事のメールに「苦笑」を使う人は何を考えているのか

ライター情報:田幸和歌子
仕事相手とのメールで、ときどきイラッとしたり、ドキッとしたり、ショックを受けたりする表現がある。それは、相手のメールの語尾にある「苦笑」だ。

自分自身は基本的に使わないのだが、こんな感じに使われることが多い。

 催促の際に→「メール(あるいは資料)が届いておりません(苦笑)。ご確認ください」
 断りの際に→「あいにく先約があり、参加できません(苦笑)」




 打ち合わせ等の確認に対する答え→「〇時開始ですので、10分くらい前に現地にお越しいただければ良いかと思います。私は△分前には着いている予定ですが(苦笑)」
 仕事の詳細確認に対して→「特にきまりはありませんので(苦笑)、自由なフォーマットで(形式で、など)お願いできればと思います」




 余談として→「今月末までは△△に追われております(苦笑)」


こうした相手の文末の「苦笑」から受け取る印象と、それに対する受けての気持ちはどんなものか。いくつか挙げてみたい。

・「以前言ったよね?」「そんなこと具体的に言わなくてもわかるよね?」「自分で考えれば良いことだよね?」といった感じの相手の「苛立ち」や「疲れ」を感じ、軽くショックを受ける。
・「使えないヤツ」「察しの悪いヤツだな」といった怒りを抑えようとする薄ら笑いが見えるようで、イラッとする。
・「こっちは忙しいんだから、そんなことしてる暇ないよ」といった蔑みや、上から目線を感じ、虚しさを覚える。

ちなみに、「苦笑」を使う人の心情を聞いてみると、以下のようなものが挙がってきた。

・「メールを送った相手に対する怒りや呆れ、疲れを伝えたいわけではなく、単に自分の近況を知らせているだけ」
・「(笑)では失礼だと思うときに、(苦笑)を使っている」
・「実際、イラッときているときに、『気づけよ!』という意味で使うこともある」
・「伝えていたつもりが、相手に伝わっていないときに、申し訳ないという思いと自分自身の反省として(苦笑)を使う」

きちんと悪意あって使う場合は、イヤミ上手として効果的だが、実は悪意ではない場合も意外とあるようだ。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2015年12月6日 10時00分

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