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「鬼はうち!」節分に鬼が福を呼び込む岐阜の山里

2016年1月30日 10時00分

ライター情報:川合登志和

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(写真提供:鬼岩観光協会)

まもなく節分。日本中のあちこちで「鬼はそと!福はうち!」という掛け声とともに、数え切れないほどの鬼が豆をぶつけられ、家から追い出されることだろう。そんな鬼の皆さんに朗報!

岐阜の山里には、節分の主役は鬼という地域があり、なんと掛け声も「鬼はうち!」。「福鬼まつり」では、鬼と一緒に総踊りをして盛りあがるという。一体どんな祭りなのか。

巨大な岩が圧巻の「鬼岩」にはかつて鬼が…


岐阜県御嵩(みたけ)町。かつて亜炭鉱の町として栄えた町の外れ、瑞浪市との境に「鬼岩」という場所がある。想像を絶する巨大な岩がダイナミックに連なる大迫力の景勝地。岩の巨大さには凄味を感じるが、情緒あふれる旅館が建ち並び、天然温泉で日帰り入浴もでき、風情さえ感じる。一体どこが鬼なのか。


穏やかな表情の鬼の顔に導かれ、数千年という時間が作り上げた、風雪に洗われた花崗岩の巨岩怪石を見ながら、散策コースを歩くこと15分。


大きな岩の隙間に「岩屋入口」の文字。ここにかつて「鬼人」が棲んでいたのだ。


817年前、この岩山に「関の太郎」という男が暮らしていた。とにかく乱暴物で、食べ物や金を奪い、人妻でさえさらって行くので、村人は鬼人と呼んで恐れていた。困り果てた村人は領主に陳情。後白河法皇の命によって、鬼人は討首に。それ以来、この地は鬼岩と呼ばれるようになった。



鬼は守護神として生まれ変わる


言い伝えには続きがある。鬼人の首を祀った首塚、その塚が緑で覆われている限りは、御嵩は穏やかになり、村人は平穏な暮らしをし続けることができると伝えられており、現在も首塚は立派に祀られている。
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ライター情報: 川合登志和

名古屋圏で暮らすフリーライター。ラジオでしゃべったり構成したりも。
好物=名古屋ネタ、放送の細かいトコ、アニポケ。

URL:http://toppy.net

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