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忍者研究の第一人者「忍者は戦わない」と明かす 特に重要視されたのはコミュ力だった

黒装束を身にまとい、闇夜にまぎれて駆け巡る。屋根裏、床下に隠れて情報を盗み聞く。私たちの中にある忍者は案外“ステレオタイプ”だ。

そんな忍者の概念を打ち破る企画展「THE NINJA -忍者ってナンジャ!?-」が、開催中だ。監修を担当した三重大学人文学部・山田雄司教授に、知っているようで意外と知らない、忍者の秘密を聞いた。

山田教授 研究室HPより


実際の忍者は戦わなかった? 意外にも地道なその作戦



――忍者といえば、ひそかに暗躍する姿が思い浮かびます。実際はどうだったのでしょうか?

敵の屋根裏や床下に忍び込んで盗み聞くのではなく、普通の人に紛れ込んで情報を得るほうが多かったです。忍者に大切な能力は、「臨機応変な適応力」、「見聞きしたことを覚える記憶力」、「コミュニケーション力」とされ、特に相手から情報を聞き出すためのコミュニケーション力は重要視されました。

三重大学人文学部 山田雄司教授


――忍者はどんな忍術を使って活躍してきたのでしょうか?

忍者は命令を受けると「ははっ!」と、すぐさま敵国に乗り込むと考える人も多いでしょう。しかし、敵城の壁が高くて忍び込めないときは、遠くから穴を掘って忍び込んだり、壁に塩水を毎日吹きかけて腐らせたり、すごく地道な計画を行っていました。

また、忍者は体力以外にも、儒教、薬草、火薬、天文学などあらゆる知識を持っていました。その知識を得るために、地道にコツコツ研究を重ねていたのです。

企画展「The NINJA -忍者ってナンジャ!?-」にて


――三重大学で忍者について教えている山田教授、特に学生たちが驚くことは何ですか?

多くの学生たち「忍者は戦わない」ということに驚きます。
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ライター情報: 唐沢未夢/イベニア

明日目覚めたらナイスなボディになっていないかしらと、妄想しつつジムに通うアラサー女ライター。
いつか、ウーマンエキサイトに出筆するのが夢だったりする。

2016年7月10日 08時00分

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