三田に本店を構え、東京を中心に店舗展開している「ラーメン二郎」。熱狂的な愛好家は多く、「ジロリアン」という名称まで付けられているほど。この度、2008年のオープン以来たくさんのジロリアンに愛されてきた埼玉県にある大宮店が11月30日をもって閉店することになり、Twitter内では悲鳴が上がっている。

ラーメン二郎とは


ラーメン二郎は、「コール」と呼ばれるトッピングの注文方法や食べ方に独特の決まり事があるガッツリ系ラーメン店。食べた感想とともにニンニクとアブラがたっぷりとのったラーメンの写真をSNSにアップするジロリアンも少なくない。

Twitterで10月31日、「大宮二郎 11月30日をもって閉店とのこと…」というコメントと閉店を知らせる張り紙の写真が投稿された。さらに閉店するだけでなく、11月中は大幅に時間を短縮して営業するという。閉店を知らせるこのツイートは11月1日現在2,000回以上リツイートされている。




このニュースに対してTwitterでは「あんなに繁盛していたのに…残念ですね」「マジか大宮二郎 11月30日で閉店なんて(泣)」「舌が大宮二郎に飼いならされてるマンはどうしたらいいのか」などと衝撃が走っている模様。すでに「閉店の日は見届けに行く」と宣言する人も現れている。

埼玉県唯一の二郎


大宮店は、埼玉県内で唯一の「ラーメン二郎」だった。大宮店がなくなることで、埼玉県内に二郎は存在しなくなってしまうため、「大宮以北の県民には今回の閉店は厳しいな…」「これから何を食べて生きていけばいいんや…」と途方に暮れる人も。

しかし、中には「サイタマの植民地であるところの赤羽と池袋があるのでまだ実質2店舗残ってる」と強気な発言をする人も存在する。赤羽店と池袋店の存在が、悲しんでいる埼玉ジロリアンたちの希望の光となるのかもしれない。