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お尻につけるマスクもある!仮面専門店の品々が常識を揺さぶる

2017年5月11日 08時00分 ライター情報:山根大地/イベニア
おそらく日本で唯一といわれる仮面の専門店「仮面屋おもて」。仮面を単なるアクセサリーとしてでなく“事象”ととらえ、幅広くさまざまな仮面を扱っているという。店主の大川原脩平さんにその思いを聞いた。



一点ものの仮面が200点以上


東京スカイツリーにほど近い、下町人情キラキラ橘商店街。昔ながらの下町の商店街のゲートをくぐってすぐ。佃煮屋さんの向かいに日常にうがった穴のように、異界感たっぷりに「仮面屋おもて」はある。

入り口は茶室のにじり口のようになっていて、身体をかがめて入らなければならない。壁一面にマスクの並んだ特異な店内に、異世界の案内人のようなたたずまいでスーツ姿の「仮面屋おもて」店主・大川原さんが立っていた。


―― 仮面の専門店をはじめたきっかけは?

(大川原さん)もともとは舞台の舞踏家です。俳優の演技のトレーニング法に仮面を使って違う人になりきるものがあるのですが、それが仮面との出会いでしょうか。仮面を使ったワークショップを開いていたところ、美術系の仮面の作家さんと出会いまして、それをきっかけに仮面の販売を始めました。

事業を始めたのが4年前、ここに店舗を構えたのが昨年の4月28日なので、ちょうど一年になります。


―― どういった仮面(マスク)を扱っているのですか?

入れ替わりもありますが、常時200点ほどのマスクを置いています。ほぼすべて作家さんの作った一点ものになります。ここに置いてないものも相談を受ければ、作家さんを紹介してオーダーメイドで製作しています。外国の民芸品の仮面も要望があれば取り寄せることができます。



常識を揺さぶるマスクの数々


マスクの種類は、伝統的なモチーフにインスピレーションを受けたものから近未来的なもの、アニメ風サブカルチャー的なものまでさまざま。価格的にも、下は夜店で売っているプラスチック製500円のお面から、上は10万円を超えるものまである。オーダーメイドで製作する場合は、100万円を超えるものあるという。
夜店で売ってそうなお面

手に持つタイプのマスク


―― 変わったマスクもたくさんありますね。

仮面と一口に言っても、幅広くいろいろなものがあります。顔全体を覆うもの、仮面舞踏会のように目元だけ隠すもの、口元だけ隠すもの。風邪をひいたときに着けるのも「マスク」ですし、溶接で頭部を守るためのマスクもあります。

演劇の世界ではマスクをとても広い意味でとらえています。たとえば、役者さんが普通の布を一枚使って、それをマスクとして舞台で演じることもあります。アフリカに行くと、家自体がひとつのマスクになっている、という地域もあります。

当店にも「お尻につけるマスク」があります。これを着けて四つん這いになれば、牛に変身できるわけです。これも立派なマスクです。ここに来ると、みなさん「マスクの概念がどんどん広がって行く」とおっしゃいますよ。マスクじゃないオブジェまでマスクに見えてきてしまうという人もいるくらいです。
おしりにつけるマスク

音に反応して光るマスク

この将棋盤のようなものも仮面の一種


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ライター情報: 山根大地/イベニア

ライター。科学の子。興味のある分野は、ローカル、旅、映画、バスケ、神社仏閣など雑多です。スピッツ派、清少納言派、ウェス・アンダーソン派。

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