先日、フリーアナウンサー・伊藤綾子との熱愛が報じられた嵐・二宮和也。いまだに双方から否定も肯定もないため、ファンにとってはやきもきする状況となっているが、渦中の二宮にもうひとつの“疑惑”が生じている。



 事の発端は、7月20日に放送された『ホンマでっか!?×嵐SP「ホンマでっか!?TVスペシャル」』(フジテレビ系)だ。二宮は、冒頭の「ホンマでっか!?人生相談」というコーナーで「自分に興味が持てません」「好きでもなければ嫌いでもなくて」と吐露した。

 取材などで「好きな食べ物は?」「好きな色は?」「マイブームは?」などと聞かれると「なんだろうな……」と考え込んでしまうという二宮。洋服について、同じく嵐の相葉雅紀から「今日も、真っ白いでろっでろのTシャツ。たぶん7~8年前から見てる」といわれると、「洋服も4~5年買ってない」と告白した。

 髪型についても「役をいただかないと切らない」という二宮に対し、再び相葉が「そういえば、風邪ひいたのを見たことない」といい、二宮は「おなかが痛くてもわからないかもしれない」という旨の発言をする場面もあった。


 そんな二宮について、脳科学評論家の澤口俊之氏が「もし、本当に自分に対して意識がなかったら『セルフネグレクト』という、れっきとした病」と説明。これは「生活を維持するために必要な意欲や能力が喪失して、健康や安全を損なう」というものだ。

 さらに、澤口氏は「(原因は)脳機能障害か、脳のダメージか」と発言しつつ、「そこまでいっているとは思えない」とフォロー。澤口氏によると、「自分に興味が持てない=やる気や楽しみ、好奇心が生まれない」ということにつながるようだ。

 また、統合医療評論家の亀井眞樹氏から「実際は、まわりに対して執着がない」と指摘された二宮は、唯一の“執着”としてゲームを挙げ、「昨日も相当やってました」と認めた。さらに二宮は「死に対しての恐怖心が少ない」ことが判明し、再び澤口氏から「老化してるんですね、脳が」「(脳の一部の)頭頂葉皮質が弱いと、自分への興味が湧かなくなる」と指摘された。
芸能関係者が語る。

「飄々とした雰囲気が魅力の二宮ですが、その一見やる気のない空気感や無頓着な感じは、業界やファンの間では有名です。でも、指示や段取りはすべて頭に入っていて、急な変更にも完璧に対応できる。それが、スーパースターたるゆえんです。取材では、オフレコの話として『自我を出さないでスタッフや監督の言いなりになったほうが楽』『僕は言われた通りにしかしない』などと語っていたこともあります」

●ファンを仰天させた二宮和也の名言とは?

 そんな二宮独特のスタンスを広く知らしめることになったのが、2007年に放送された『情熱大陸』(TBS系)だ。同番組のなかで、二宮は「(世の中の男から)ジャニーズってダセェよな、とバカにされながら仕事しているのが面白い」「(ジャニーズ事務所を一言でいえば)総合案内所」と独自の感性を見せている。
テレビ局関係者が語る。

「楽屋では、衣装について『完全にお任せですよ』と丸投げし、自らドライヤーで髪をセットする姿も映されました。なにより特異だったのは、新曲のPV撮影の様子です。ほかのメンバーが集中してVTRをチェックする間、二宮だけはゲームに夢中で、演出に参加することも自分の意見を口にすることも一切ない。それにもかかわらず、振り付けなどは完璧に把握していて、実際にNGはなし。その後に生まれた『(チェックすると)自分の考えが生まれちゃうでしょ、それが一番やっかいなんです』は、二宮の魅力を表す名言としてファンの間では語り草となっています。


 ほかにも、『アイドルは空気が読める、自分に何を求められているかがわかるから』『自分主導で生きてきたことがない』などと自我を前面に出さない二宮らしい発言を連発。休みのない超過密スケジュールながら、あくまで淡々と『二宮和也』をこなす姿が映し出されていました」

 14年にデビュー15周年を迎え、ソロ活動などでもメンバーの個性が際立つ嵐。今後、二宮は「総合案内所」のなかでどんな活躍を見せてくれるのだろうか。
(文=編集部)