2017年3月4日のダイヤ改正で札幌~旭川間に登場する特急「ライラック」。この車両に空知や網走など6テーマの観光素材がデザインされます。

2017年3月、札幌~旭川間に登場

 JR北海道は2016年12月16日(金)、特急「ライラック」の車両に札幌や旭川、稚内、網走方面の観光素材をデザインしたラッピングを実施すると発表しました。

 特急「ライラック」は、2017年3月4日(土)のダイヤ改正により札幌~旭川間に登場する列車です。車両は、元「スーパー白鳥」の789系0代電車を使用。列車名は2007(平成19)年3月まで同じ区間を走っていた特急列車の名称です。

特急「ライラック」に沿線観光イラストをラッピング テーマは6...の画像はこちら >>

編成テーマが「宗谷」の車両ラッピングイメージ。サロベツ原野(上)や宗谷岬(下)などがデザインされる(画像出典:JR北海道)。

 ラッピングのデザインは編成ごとに異なります。運転区間や、旭川駅で接続する列車の沿線である稚内、網走方面にちなみ、宗谷、オホーツク、上川、空知、旭川、札幌といったテーマを設定。たとえば宗谷がテーマの編成には、レブンアツモリソウ(礼文島のみに分布するラン)や利尻山、サロベツ原野、宗谷岬が、札幌の編成には円山動物園(札幌市中央区)にいる動物や時計台、クラーク像が車体にそれぞれデザインされます。

 JR北海道は「沿線各地ゆかりの観光素材とともに、列車での旅をお楽しみください」としています。

【画像】6テーマのイラストいろいろ

特急「ライラック」に沿線観光イラストをラッピング テーマは6つ JR北海道

各編成にデザインされる観光素材イラストのイメージ。テーマは上から宗谷、オホーツク、上川、空知、旭川、札幌(画像出典:JR北海道)。
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