◆米大リーグ ブルージェイズ―レイズ(20日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 前半戦で22本塁打を放ち、2018年の大谷翔平投手(当時エンゼルス)の22発を超える日本人ルーキー最多本塁打記録の期待がかかるブルージェイズ・岡本和真内野手(30)は20日(日本時間21日)、本拠地・レイズ戦に「5番・三塁」でスタメン出場したが、第1打席は左飛に倒れた。

 先着1万5000人の来場者に「ビッグオーク(岡本の愛称)Tシャツ」が無料配布されたこの日、「岡本を知ろう」のビデオが球場スクリーンに流れ、「岡本デー」を盛り上げた。

 ビデオ動画は約1分。好きな食べ物の筆頭に「オムライス」をあげ、「ビッグベイビー」、「若大将」といった巨人時代の愛称も紹介され、ファンに素顔を披露した。

 シュナイダー監督は「ファンは彼のことを大好きだと思う。まず、パフォーマンスがそれを物語っているし、彼の名前がアナウンスされた時の観客の反応でもわかる。1年目にギブアウェー(来場者プレゼント)の対象となることは本当に嬉しい。私たちにとってどれほど大切な存在か、ファンの間でどう評価されているかを表していると思う」と語った。

 一方、ブ軍ラジオの元中継アナで、現在は地元紙「トロント・スター」のコラムニスト、ウィルナー記者は、かつては川崎宗則内野手が、今季からは岡本和真内野手と、日本人選手がファンの心をつかむ姿を見守ってきた。「まず、チーム最多の22本塁打と62打点という成績は、ファンを惹き付けるよね。文化も言葉も違う新しい環境で、ルーキー選手がこれだけの活躍するのは大変なことだと皆、理解している。社交的な川崎とシャイなカズは、少しタイプが違うようにみえるけれど、2人とも本当にファンに受け入れられていると思うし、カズも取材すると、ちょっとした冗談を言ったり、笑顔をみせてくれる。デトロイト遠征では、彼とダッグアウトにおいてあるキャンディーの話をしたよ」と語った。

 後半戦3試合は無安打に終わったが、カードも替わって心機一転、“大谷超え”となる23号に期待がふくらむ。

相手先発は、元日本ハムで今年、球宴にも出場し、好リリーフしたニック・マルティネスだ。巨人時代には、交流戦で対戦。2018年は4打数1安打、2021年は3打数1安打で対戦成績は、7打数2安打、打率は2割8分6厘で2三振で、メジャーでも今年5月に対戦して2打数1安打だった。

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