去る2月14日、ホテルニューオータニ東京・芙蓉の間で「バレンタイン交歓会」を開催した元ジャニーズJr.の大坂俊介(26)。99年、パーティーの席で飲酒喫煙したとして、事務所を解雇された4人のJr.のうちのひとりだ。


 この日参加したのは全国から集まったファン200名。トークをはじめ、質問コーナー、ビンゴ大会などが行われ、オリジナルグッズを購入すれば、サイン&ツーショット写真撮影のサービスがあるなど、Jr.時代からのファンにとっては、より近くで触れ合えるうれしいイベントとなったようだ。

 実は大坂、2月初旬に芸能ニュースサイト「ZAKZAK」の取材に応じ、一部で話題を呼んだばかり。「元Jr.の大坂俊介、ZAKにアノ真相を全て語った」とのタイトルで、ナゼか58枚という大量の写真とともにインタビュー記事が掲載された。肝心の内容は、例の事件について「自分のせいです」と反省の言葉を述べ、その後、一部雑誌で報じられた「月30万円新宿2丁目ゲイバー援助交際疑惑」を完全否定したくらいで、思わせぶりな見出しの割にはたいした告白もなかったのだが、これをきっかけに彼を思い出し、イベントに駆けつけたり、公式ブログを訪問するファンは一気に増加したようだ。

 振り返れば、事務所をクビになってから10年間、彼は様々な事務所を転々としながら、Jr.時代のファン相手に芸能活動を続けてきた。

ジャニーズを辞めた直後に所属したバーニング系列の事務所時代こそ、コンサートや主演舞台など華やかな仕事もあったが、その後はどんどんマニアックな活動に落ちていく一方。

「元Jr.といえば使いづらい、みたいに思われていますが、逆にその肩書きを利用しようと群がる輩はいくらでもいるんですよ。そのうえタレント本人も、お金や良い仕事を目の前にぶら下げられれば、すぐにそちらになびいてしまう。せっかく丁寧に育てようと思っていても本人がそんな気持ちなんだからどうしようもないですよね」(以前、大坂が所属していた事務所のスタッフ)

 個人事務所を設立するなど迷走しつつも、03年にはダンスユニット『DIAMONDDOGS』のメンバーに。しかし、椎間板ヘルニアの悪化に伴い06年に脱退し、その後は、女優・雪村いづみの寵愛を受けていくつかの舞台で彼女のエスコート役などをつとめ、現在の7teenグループへと落ち着いたかたちだ。

 ところが、この7teenグループが、これまた評判が悪い。

「新宿二丁目を描いた『新宿ミッドナイトベイビー』などの著者で、自称作家の寺西一浩なる人物が設立した事務所なんですが、彼が自ら『オレは田中眞紀子の隠し子だ』と名乗り、芸能人らを騙してきたのは有名な話。昨年7月には『週刊新潮』や『夕刊フジ』に彼が身分を偽ってパーティーを企画させた、などとも報じられ、あのデヴィ夫人も公式ブログで彼に苦言を呈したり......とにかく、胡散臭い人物であることは間違いありません。現在、彼は社長職を退き、会長というポジションにいるようですが、先日のイベントにも当然のように顔を出していました。いま大坂は映画の撮影に取り組んでいるようですが、この事務所にいる限り、大坂も大々的に芸能活動を行うことは難しいでしょうね」(ジャニーズに詳しい週刊誌記者)

 「元Jr.」の肩書きがあるが故に注目を集める一方で、その肩書きがあるが故に利用され、翻弄される人生。大坂が、自分自身の「本当の道」を見つけられる日は果たして来るのだろうか。
(サイゾー公式携帯サイト「サイゾー裏チャンネル」より)


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