各局、軒並み高視聴率が続出している今年の夏ドラ。その中でも圧倒的な人気で牽引しているのは、直木賞作家・池井戸潤氏の小説をドラマ化した堺雅人主演の『半沢直樹』(TBS系)だ。
「もちろん、脚本が面白いというのは言うまでもないですが、やっぱり堺さんの演技力でしょうね。あの演技に、視聴者は惹きつけられるんでしょう。昨年のドラマ『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)の時からまくし立てる系の役が続いていますが、嫌みもなくやれているのは、堺さんだからだと思いますよ」(テレビ局関係者)
その『リーガル・ハイ』も、10月から待望の続編がスタートする。
「実は、堺さんは前作の途中から『今、こういったまくし立てる役が面白い。だから、もっとセリフを長くしてくれませんか?』と脚本家に頼んでいたようです。
39歳にして、役者としての円熟期に入った感のある堺。
「今、一番スケジュールが押さえにくい俳優さんのひとりになっています。結婚もして、公私ともに順風満帆ですね」(同)
少なくとも年内は、“熱い”堺雅人を楽しめそうだ。