芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 2013年6月に西山茉希とできちゃった婚した早乙女太一が離婚秒読みで、さらに父親の事務所から移籍するという情報を入手した。

 今月6日に放送された日本テレビ系のバラエティ番組『今夜くらべてみました』に出演した西山が、早乙女が子育てを放棄し、浮気をしているのではないかという疑念を持っていたことを吐露し、新年早々、離婚のウワサが持ち上がった2人。

この夫婦を知る芸能関係者は「離婚する、というウワサがあるのは事実。しかし、離婚の原因は早乙女の浮気ではなく、西山の遊び癖に早乙女が愛想を尽かしているということですよ」と語る。

 2人は結婚に至る1年前に、路上でDV騒動を起こしている。これが女性週刊誌に報道されたことで、一時破局がささやかれた。しかし、この報道の約3カ月後に、早乙女が舞台から落ちて左足かかとを骨折して入院。その際、西山が献身的に看病したのがきっかけでヨリが戻り、その後、子どもを授かり、結婚した。
たが、早乙女は大衆演劇役者の宿命で、地方の仕事が大半。さらに、ほかの劇団へのゲスト出演や、去年はフジテレビ系の連続ドラマ『信長協奏曲』にも出演。家に帰る暇がないほどの忙しさだった。

 そんな早乙女に対して、西山は「(浮気を)疑ったらきりがない。嘘って、いくらでもつけるし」と不信感をあらわにした。結果、不仲説が持ち上がったわけだが、夫婦を知る関係者によると「大衆演劇の役者は“港、港に女あり”といわれるように、地方地方に女がいるといわれていますが、早乙女はマジメ。
女の影はありません。反対に、西山の遊び癖に早乙女は悩んでいますよ」という。

 西山は早乙女と結婚する前は、赤西仁やK-1ファイターのバダ・ハリなどと浮名を流した“肉食系タレント”。結婚後も、早乙女の留守が多いのをいいことに、子どもを早乙女の母親に預けて遊び回っているという。にもかかわらず、テレビでは早乙女を批判し、自己を正当化する。そんな西山に、早乙女が離婚を切り出してもおかしくはない。


 一方で早乙女には、所属プロ「劇団朱雀」の座長を務める父親の金遣いの荒さに悩んで、事務所を移籍するという情報もある。そもそも早乙女は、浅草の老舗ストリップ劇場「ロック座」の斎藤千恵子会長にかわいがられて、ロック座関連の斎藤エンターテインメントに所属していた。斎藤会長は自身がプロデューサーを務めた北野武監督の『座頭市』に早乙女を出演させて売り出しを図り、将来、大衆演劇を背負って立つ大スターにしようともくろんでいた。

 ビートたけしも早乙女をかわいがり、自身の番組にたびたび出演させるなど、バックアップをしてきた。ところが、5年前に「劇団朱雀」へ移籍。円満移籍といわれたが、実際には父親が金を稼ぐようになった息子をそそのかしたとして、斎藤会長が激怒。
これを機に、たけしも手を引いた。

 たけしという後ろ盾を失ったが、すでにおばちゃんファンが多かった早乙女の仕事が激減することはなかった。むしろ、興行を中心にしたことで仕事は増加。しかし、稼いだ金は父親がギャンブルで浪費してしまうため、親子関係は悪化。一部で西山へのDVは、子どもの頃に親から受けた虐待の連鎖とも報じられたが、それが事実ならば父親に対していい感情を持っていないことは想像に難くない。事情を知る芸能関係者は「父親は早乙女の興行を担当する興行会社に借りがある。
早乙女は、そこの興行会社に移籍するという情報があります」という。

 早乙女の離婚と移籍の情報から、目が離せない。
(文=本多