9月上旬に入って、写真週刊誌「フライデー」(講談社)が報じた人気女子アナの“写真流出騒動”がネット上で大きな話題となっているが、それに負けず劣らずのスキャンダルが飛び込んできた。

 23日、日本テレビが毎年選出する企業PRを目的としたイメージガールプロジェクト日テレジェニック」に選出されたアイドルが“愛人契約”を結んでいたと暴露する盗撮動画が出回ったとして、ネット上は騒然となっている。



 流出した動画の1つには、スマートフォンのコミュニケーションツールを利用したとされる“日程調整”のやり取りが保存されており、「お泊りでも大丈夫な日とかはある?」「その時、10万円渡すね」など、男女の交際と金銭の授受をほのめかす言葉が並んでいた。別の動画では男女がカフェで会話している様子が女性の鮮明な顔とともに映され、その後2人はホテルに移動。室内での盗撮動画には上述の女性の顔が何回か映っていた。女性のあえぎ声が聞こえてくる動画もあり、二人がセックスをしている際に盗撮したと推測されている。動画タイトルや映し出された顔から、ネット上ではすでにこの女性が誰であるのかの“特定”も間近のようだ。

「日テレジェニック」といえば、過去に酒井彩名佐藤江梨子小倉優子井上和香などその後人気タレントに上り詰めた芸能人を多く輩出している「登竜門」として知られているが、これほどのスキャンダルが出たことはいまだかつてない。


「仮にこの男女が性行為の見返りとして金銭授受を行っているのだとすれば、正確にいえばそれは“愛人”ではなく“売春”というれっきとした犯罪行為ですから、当局が動く可能性もあるかもしれません。2010年、人気アニメの主題歌を歌った歌手が“愛人詐欺”の疑惑をかけられた際も大きな話題となりましたが、今回は動画の流出ですからそのインパクトは比較になりません。今回の騒動で『日テレジェニック』そのもののイメージも大きく変わってしまうでしょうし、過去の“卒業生”も妙な憶測をされるかもしれません。当人たちからすればいい迷惑でしょうね」(芸能記者)

『人気者になろう!』(日本テレビ系)では、下着を丸出しにしたり口に棒をくわえるゲームをしたり水着の股間に手を入れたりと、アイドルたちは「日テレジェニック」に選ばれるべくまさに体を張って下品な番組に臨んでいるが、今回は別の意味で体をささげてしまったということだろうか。しかもそれが、すでに「日テレジェニック」のメンバーに選ばれた女性なのかもしれないというのだから、華やかな芸能界の切なさを感じざるを得ない。