12月11日、お笑いコンビ「NON STYLE」の井上裕介が乗用車の運転中、タクシーへの接触事故を起こし大きな話題となった。この事故を受け、井上は刑事処分の決定までは活動を自粛することを発表。
そんな石田は事故の前夜、バラエティ番組「ウーマンラッシュアワー村本大輔の土曜The NIGHT」(AbemaTV)に出演していた。番組にはMCの村本の他に、ナイツ・塙宣之や、スーパーマラドーナ・武智が出演し、漫才などに関する熱いトークを展開。その番組の中で、出演者それぞれの相方に対する不満が飛び交う流れとなったのだが、特にヒートアップしていたのが石田だったという。
「石田は『(ノンスタイルは)劇場が一番面白いと言いたい。
さらにナイツ塙も「完全にタレントとして漫才やってるみたいになっちゃってるもんな」と続いた。しかし一番怒りを秘めていたのは、他でもないコンビを組んでいる石田である。彼によると、ノンスタイルのスケジュールが過密となった時期、劇場まで走らなければ間に合わない状況があったという。
そのエピソードを石田は、レストランの例え話を交えながら「なんやこれは……。店長が予約を取りすぎて厨房がてんやわんやよ。ほんならその厨房は適当に料理作って、それをホールのやつが不機嫌に提供してるみたいなもんや。それをウチの相方はやってしまってんのかと思って。
そしてこの放送が終了した夜、井上は事故を起こす。石田は謝罪会見にて「僕たちの一番いいパフォーマンスは漫才だと思っているんで、また一緒にできるように、ゼロからのスタートのつもりで頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いします」と頭を下げ謝罪。その相方の様子が井上の目にどのように映ったのかはわからないが、今回の騒動が奇しくも、彼の漫才に対する意識を変えるキッカケとなったかもしれない。
(柴田慕伊)