オトナの土ドラ『真昼の悪魔』(東海テレビ制作・フジテレビ系)で田中麗奈が演じる主人公の美人外科医・大河内葉子の悪魔っぷりがとまらない。非道な言動には神父(伊武雅刀)でさえ「この悪魔めっ!」と声を荒らげてしまうほどだ。
3月3日に惜しまれつつ最終回を迎えたドラマ『奪い愛、冬』(フジテレビ系)では、主人公・池内光(倉科カナ)への嫉妬に狂う森山蘭を水野美紀が怪演して話題となった。その“黒いヒロイン”を継ぐキャラクターとして田中麗奈演じる大河内先生が浮上しつつある。

2月4日にスタートした『真昼の悪魔』では、大河内先生が毎回のように新たな“魅力”を見せてくれる。何しろ「“悪”って知ってる? 本当はやってはいけないけど、勇気を出してやるべきことよ」などと幼い子どもに吹き込むのだから油断ならない。教会で神父に懺悔する場面が度々あり、ある時は「神様の手に針を刺したらどんな顔をするのでしょうか?」「私、神様が怯えた顔を見たくなっちゃいました」と口にして神父を驚かせる。第7話(3月18日放送)の予告では婚約者の大塚光(大倉孝二)が外食デート中に「僕のことも殺すんですか?」と恐る恐る切り出すと「どうぞっ」と料理をフォークで食べさせて煙に巻くという、ツンデレ好きにはたまらないシーンも見られる。



ドラマ『奪い愛、冬』の蘭が嫉妬の炎を燃やすことから“悪女”のエネルギーを放つならば、大河内先生はもっと深いところに“悪魔”の心を持つさらに怖い存在である。『奪い愛、冬』が終ったことにより世間では「蘭さんロス」なる現象も見られたが、当の水野は3月6日に『水野美紀(mikimobilephone)ツイッター』で「もうあたしはお腹いっぱい! 蘭さんも、仏になりました」とつぶやいており、“蘭”の復活はなさそうだ。それに代わるキャラクターとしては、やはり田中麗奈による“大河内葉子”が有力であろう。



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(TechinsightJapan編集部 真紀和泉