“ゲイの聖地”と呼ばれる東京・新宿二丁目が悲しみに包まれた。ゲイ人気の高い2大スポーツ選手に、相次いで結婚報道が飛び出したためだ。



 1人目は、サッカー日本代表のゴールキーパー・川島永嗣(31)。川島は今月10日に自身のブログで、かねて交際を続けてきた日本とコロンビアのハーフ女性(27)との結婚を発表。

「本日、かねてからお付き合いさせていただいていた彼女と入籍いたしました。彼女には海外でチャレンジしてきた時間の中でも特に厳しい時期を支えてもらい、これまで自分勝手に生きてきた人生を、これからは喜びも哀しみも苦難も、すべての瞬間を二人の人生として共有していきたいと思いました」とコメントした。

 これには、オネエタレントのクリス松村もブログで「失恋した」と大ショック。川島人気は、2010年6月にゲイ向け下着通販サイト「アンダーウエアクリック」が“ちょっと悲しそうな”川島の写真をフロントページに掲載したことから急上昇。
同年から川島がベルギーのチームに移籍すると、ネット上では「同性婚が認められているベルギーを、あえて選んだ」ともウワサされた。

 それだけに、川島の結婚はゲイ男性にとって「訃報」以外の何物でもない。

 さらにもう1人、五輪メダリストの男子ハンマー投げ・室伏広治(39)にも結婚情報が報じられた。

 11日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によると、お相手はTBSの高畑百合子アナウンサー(34)。高畑アナは大学でチアリーディングチームのキャプテンを務め、アナウンサーになってからは野球、オリンピック、世界陸上など、スポーツ全般の中継を数多くこなしてきた。

 テレビ関係者によると「彼女は室伏選手のためにジュニア・アスリートフードマイスターの資格を取り、健康面でもサポートしているそうです。
彼も献身的な彼女のことを気に入っていて、一説にはすでに両親に結婚の旨を伝えているそうです」という。

 だが、そんな幸せなニュースも、ゲイにとってはやはり「訃報」だったようだ。

「川島より室伏のほうがゲイのウワサが根強く、オリンピックの選手村に細マッチョの“恋人男性”を連れてきたという話も、まことしやかに流れたほどです。マスコミ業界にも彼のファンは多く、某ゲイ記者は一時期、室伏のアイコラ画像をケータイに入れ、オカズにしていました(笑)」(スポーツ紙記者)

 今ごろ、あちこちでゲイ男性による涙の追悼集会が開かれているだろう。