ジブリ映画っぽいコントで、『R−1ぐらんぷり2017』の3位に。明るくかわいい主人公は、彼女の素顔に近い。
――“R−1”から4か月過ぎましたが、効果のほどは?
「放送が終わったあとはLINEが200~300件も来たり、アーティストさんがツイッターとかラジオで、“いい!”って言ってくださったりしましたね。GLAYのTERUさん、back numberさん、シドさん。松尾スズキさんは、私のフレーズの“不思議~っ!”を使ってツイートしてました」
――そもそも、ネタになっているジブリ作品は好きなんですよね。
「もちろん!『風の谷のナウシカ』は、私が生まれた84年の公開なので、さすがに無理ですけど、『耳をすませば』以降はかならず劇場で観てます。
――驚くのは、大学卒業後はテレビ番組のADさんなんですね。仕事はそうとうキツかったんじゃないかと思いますが。
「スペシャル番組を同時期に2本進行してたときは、追いこみの1か月はお風呂に3回しか入れませんでしたね。
――のちに、女優に転向。
「『東京豚女』という短編映画の主役をやったんですよ、豚女役で(笑)。過食症でストーカーで引きこもりの役をやったんですけど、ベッドシーンで相手の俳優さんが、私の足を叩くプレイをしてきたんですね。私も激しく応戦しなきゃ! と思って、声を出したら、カットがかかって。それはプレイじゃなくて、監督の“早く台詞を言え”という合図だった(笑)。むちゃくちゃ恥ずかしかったです。
――最後に、今後の夢は?
「ジブリ作品の声優さんをやりたいというのは、ずっとありますけど、ドラマ・映画にも出てみたいです。友近さんとかハリセンボンの(近藤)春菜さんとかに憧れてます。あと、昼や朝の情報番組が似合うタレントになりたいというのもあるんです。みんなが明るく笑って観られる『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)とか、『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(同局)とか、大好きで。
【プロフィール】'84年9月生まれ、千葉県出身。2008年に芸人デビュー。浅井企画所属。