7月27日、ガレージキットの祭典である「ワンダーフェスティバル 2014[夏]」が開催されました。さまざまなキャラクターのガレージキットが展示されており、その作品群はこちらの記事で見ることができます。


そのワンダーフェスティバルにおいて、『ファイアーエムブレム 覚醒』の「figma ルキナ」が発表されました。作中で英雄王「マルス」を真似た格好をしている際の姿をキット化したもので、勇ましい姿が印象的です。

『ファイアーエムブレム 覚醒』より(MXF)「figma ルキナ」! 他にも注目の新作フィギュアご紹介!→ http://t.co/9MiNTneEyL #wf2014s pic.twitter.com/eA2ooRIPi6 ワンホビ20新作展示フォトギャラリー (@whl4u_t) 2014, 7月 27

しかし、ルキナは実は髪の長いキャラクターです。となると、「この時の髪の毛はいったいどうしているのだろう?」とファンが疑問に思うのも無理はありません。それを受け『ファイアーエムブレム 覚醒』のキャラクターデザインを担当したコザキユースケ氏が、その解説イラストをツイッター上に掲載しました。

Figma記念にルキナがどうやって髪の毛を仕舞い込んでたかか解説(わからないという人が結構居るので。
。。) pic.twitter.com/aHzP6V0461 コザキユースケ (@kymg) 2014, 7月 27

思わぬところで設定が披露されてファンは喜びましたが、更にこのイラストに『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』のディレクターである桜井政博氏が「誰に結ってもらったんでしょうね?」とコメントをつけました。これにコザキユースケ氏も返答をし、ちょっとしたゲーム制作論のような話に展開していきます。

@kymg そこに想像の余地があるのがいいところですね。 桜井 政博 (@Sora_Sakurai) 2014, 7月 27

@kymg 特にゲームは、そこ大事ですね。
決めてはおくけど、必要以上に明かさないという。 桜井 政博 (@Sora_Sakurai) 2014, 7月 27

ふたりは、想像の余地があることは利点だと語りあい、桜井氏は特にゲームにおいてそれが大事だとコメントしています。思わぬところから、コザキユースケ氏と桜井氏の創作における姿勢を垣間見ることができました。

ルキナのおまけです pic.twitter.com/CJPlYMTSiQ コザキユースケ (@kymg) 2014, 7月 27

また、コザキユースケ氏はおまけとして三つ編みのルキナを描いて公開しています。普段はなかなか見ることのできない姿になっており、より想像が掻き立てられますね。