『ガキ使』年越し特番2017、今年のテーマは「笑ってはいけない科学博士24時！」

毎年12月31日に放送される「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しスペシャル」。11月15日に、今年のテーマは「絶対に笑ってはいけない科学博士24時！」であることが発表された。メンバーの一人である松本人志は「科学的に僕らのお尻は大丈夫かな……」とコメントをしている。これまでの舞台設定やゲストなどをまとめていこう。

毎年恒例のガキ使「絶対に笑ってはいけない24時」、「2017年の舞台は何？」と気になる人が続出

「絶対に笑ってはいけない」シリーズは、警察や病院など、毎年様々な舞台を設定して行われる。2015年には、公式発表を待ちきれなかったのか、撮影したロケバスの写真をSNSで拡散し、“ネタバレ”してしまう人が出現。そして、2016年もやはり4枚の画像が出回り、11月7日には「今年は科学研究所かな」などの予想が立てられていた。

今年で10回目を迎える“笑ってはいけない”シリーズ。10周年に相応しく、かなり豪華な内容になっている模様。ロケは11月中旬に行われたが、ツイッター上では、ロケバスの目撃情報が拡散。ロケバスの画像も出回り、若干ネタバレしていた。
ダウンタウンの松本「笑ってはいけない」のネタバレ拡散に嘆き「ツイートが半端無い」-リアルライブ

出回っているのは４枚の画像で、すべてに路線バスのような１台の大型バスが写っている。白色の車体には深い青色で「ガースー黒光り科学研究所」なる文字が躍るほか、バスの行き先を示す方向幕にも同じフレーズが書かれている。
もう番宣？大晦日“ガキ使”で登場のバス写真が今年も拡散-@niftyニュース

今年のガキ使は科学研究所かww
早く見たいww pic.twitter.com/JyakxsVOrb
— ☆*｡はてにゃん｡*☆ (@hate_1207) 2016年11月9日

2015年には終了説も浮上したことのあるガキ使だったが、今年も継続！

シリーズ10回目を迎えた区切りの年となる2015年には、松本人志が記者会見で「ファイナルにふさわしい」と発言。浜田雅功も「まぁ同じですね…」と返答したことから、番組の終了説が流れる事態に。巷ではマンネリ化から打ち切り説も出ていたため、松本人志の発言がこれを後押しする格好となった。

今すぐの打ち切りはないということであって将来的にはわかりません。大晦日の風物詩になっているので固定層はいますが、かつての勢いがに陰りが見えている感は否めません。
ダウンタウン『笑ってはいけないシリーズ』、今年で遂に終了？日テレがシリーズの代替案を募集中！-TOCANA

そしてこの日、浜田雅功、月亭方正、ココリコ（遠藤章造・田中直樹）と共に出席した松本は、「今年で10年目ということで、本当に卒業にふさわしい…ファイナルにふさわしい感じはします」と仕上がりに太鼓判を押すと同時に、番組終了を示唆。
ガキ使「笑ってはいけない」ついに見納め？松本「ファイナルにふさわしい」-RBB TODAY

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終了説もあった「絶対に笑ってはいけない」シリーズだったが、今年も無事に放送されることが決定。今回の舞台は「ガースー黒光り科学研究所」で、新人科学研究院に扮したメンバーが、ゲストと共に関東の廃校となった『狭山東中学校』で撮影に臨んだよう。

噂は本当だった…！
廃校となった狭山東中が、
青い閃光に包まれて音も聞こえる…！！

そして狭い道が大渋滞してる(笑)#ガキ使 pic.twitter.com/cN0wpynDvO
— Kucchy(クッチー) (@PIANO__STAR) 2016年11月8日

豪華ゲストの予想を立てながら、年末の放送日を楽しみにしよう。

番組の大友有一プロデューサーは「今回は科学者という設定でいろいろな科学実験をモチーフにした仕掛けも数々行いました。それと、ドラマ班の協力もあり今回の刺客はとにかく豪華！プロデューサーとしてもロケをやっていてとても楽しかったです」とにやり。
11年連続「笑ってはいけない」で年越し今年は「科学博士24時！」-毎日新聞

今年は、日テレドラマ班とタッグを組んで、豪華ゲストが登場。板尾創路、蝶野正洋といった同特番に欠かせないゲストに加え、研究所本部へ向かうバスの道中や、所長との対面、待機部屋のトラップなどで、豪華ゲストやメンバーの身内(家族)も登場する予定だ。
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ガキ使の面白さといえば、豪華な大物ゲストたちの”体を張った笑い”！　過去のビックリ展開もすごい

池上季実子や三田佳子といった、普段はあまりバラエティになじみのない女優から、今をときめくマツコ・デラックス、漫画家の楳図かずおなど、毎回バラエティに富んだゲストが登場することも注目される要素の一つ。2015年にはシリーズ初のゲストプレイヤーとして中居正広が登場し、「おかずクラブ」のオカリナとキスをしたことでも大きな反響が上がっていた。

同番組で三田は自身が主演するドラマ「外科医有森冴子」（日本テレビ系）をパロディした姿で出演し、ダウンタウン浜田雅功の股間を握らされることになったという。三田は当時を振り返り「浜ちゃんの大事なところをギュっと握れっていうの…」と、戸惑いを感じていたことを明かした。
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余命1ヶ月しかないと言うと、「生きる活力をもらう」ためとして中居にキスを所望。中居がしぶしぶ応じると、オカリナにがっつり食いつかれてしまう。終わったときには中居がぐったりしていたのだった。
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民放の大晦日特番では高視聴率をマーク

毎年40％前後の視聴率を誇る「NHK紅白歌合戦」には及ばないが、ガキ使の「絶対に笑ってはいけない」シリーズは民放トップの高視聴率をマークしている。2010年からは6年連続で15％以上の視聴率を取り続けるなど大健闘。DVDの売れ行きも好調であることから、人気の高さがうかがえる。

「絶対に笑ってはいけない名探偵24時！」の世帯視聴率が、第1部（後6：30～9：00）17.6％、第2部（後9：00～深24：30）15.3％だったことが2日、ビデオリサーチの調べでわかった（いずれも関東地区）。『NHK紅白歌合戦』を除く同時間帯の民放大みそか特番ではトップの視聴率を獲得した。
『ガキ使』年越しSP、民放横並びトップ-ORICON STYLE

他のテレビ局が苦戦している中、高視聴率を記録し、さらに番組のDVDの売れ行きも好調なようですから、局側としては終わらせられると非常に困るコンテンツに成長しているのは間違いない。（芸能ライター）
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