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攻め続けるテレ東ドラマ! “おじさん版テラハ”「バイプレイヤーズ」が豪華すぎると話題に

「孤独のグルメ」「勇者ヨシヒコ」など、ニッチな層から絶大な支持を受けてきたテレビ東京の深夜ドラマ。2017年冬クールも“攻め”の姿勢が止まらないようだ。名脇役たちのシェアハウス生活を描く「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」、山田孝之がパルム・ドールを目指す「山田孝之のカンヌ映画祭」など、突拍子もない設定のドラマが次々と制作され話題となっている。

名脇役揃いの深夜ドラマ「バイプレイヤーズ」 キャストもスタッフも豪華すぎる!

1月13日から放送が始まった深夜ドラマ「バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」(テレビ東京系、以下『バイプレイヤーズ』)が評判となっている。

大杉漣、寺島進、遠藤憲一をはじめ、『孤独のグルメ』シリーズの松重豊、映画『あぜ未知のダンディ』の光石研に『プロジェクトX 挑戦者たち』(NHK総合)の語りでも知られる田口トモロヲといった名脇役たちが“本人役”を演じているのだ。しかも彼らがシェアハウスに住み、6人で同居生活を営むという、“おじさん版テラハ”な設定だから驚きだ。





また、毎回豪華ゲストが登場することでも話題に。第一話では役所広司 が登場。第2話では荒川良々と池松壮亮、第3話は山口紗弥加、滝藤賢一が出演予定だ。

深夜枠、しかもテレビ東京という比較的ニッチなテレビ局ながら、これほどまでに豪華な出演者を取り揃えられたこということは、役者たちからの絶大な信頼を得ている証だろう。

監督には、映画「アズミ・ハルコは行方不明」で注目を浴びた松居大悟をメインに据え、「俳優 亀岡拓次」などで映画ファンから高い評価を受けている」の横浜聡子らを起用。脚本にはEテレ「みいつけた!」等で活躍中の作詞家・劇作家のふじきみつ彦の名前も見られるなど、スタッフ陣もマニア垂涎である。

大杉漣「総理大臣やったらゴジラに殺された」初回からぶっ込みまくり!評判は…?

6人の名俳優が食卓を囲んでいる場面から始まった第1話。それだけで視聴者を圧倒する絵面だが、俳優たちの言動はそれを凌駕していく。

朝刊の占いを見て落ち込んだり、プチトマトが食べられないと言ったり、「負けたらゴミ出し」とじゃんけんを始めたり、不慣れな家事に精を出したり……。

普段のシブい印象からは想像もできないギャップを見せつけ、「癒される!」「このおじさんたちかわいすぎる」と大好評を得た。



さらには役者が本人役を演じるドラマならではの仕掛けもハズさない。

例えば、大杉が「総理大臣やったらゴジラに殺された」と発言する場面が登場。もちろん昨年の映画『シン・ゴジラ』で演じた総理大臣役が元ネタだ。

終いには他局をダシに口喧嘩をする展開まで見せ、「さすがテレ東」「自由すぎる」といった声も上がっている。






ちなみに第2話では「相“方”」というドラマで遠藤と松重がW主演を果たすエピソードが盛り込まれるようだ。

オフもファンの期待を裏切らない!?「撮影後には毎晩宴会」

1月11日に行われた制作発表会見では「バイプレイヤーズ」の撮影時間外の様子も語られているのだが、これも作品に負けず劣らずファンの期待に応えるものになっている。

なんでも、撮影後には毎晩のようにキャストたちで宴会をしているとのことで、大杉は「誰もホテルにまっすぐ帰らない」「みんな引き出しが多くて贅沢な時間になってる」と語っている。作中で描かれているような名脇役たちの団欒がオフでも存在していると想像するだけでおじさん俳優好きのファンにはたまらないのではないだろうか。

また、第1話の本編後には「バイプレトーク」という、6人がアルコール片手にオフトークを繰り広げるコーナーも。「ごちそうさまでした……!」「こうなったらオフショット写真集とかも発売してほしいな」と、その和気あいあいとした様子に癒されるファンが続出している。




攻め続けるテレ東  山田孝之がモントリオールを目指す「山田孝之のカンヌ映画祭」もスゴい

最近のテレビ東京は泉谷しげる・北大路欣也・志賀廣太郎の3人が町内の悪を成敗する「三匹のおっさん」シリーズ、リリー・フランキーが裏社会の大物を演じる「銀と金」など、“おっさん俳優”をメインに据えるドラマが目立つ。「バイプレイヤーズ」もそうした流れを汲んだ作品と言えるだろう。





今期のテレビ東京は『山田孝之のカンヌ映画祭』も話題だ。

1月6日の深夜に初回が放送されたこのドラマは、「山田孝之がカンヌ映画祭で最高賞のパルム・ドールを目指す」という内容のドキュメンタリー(という体裁)の異色作。山田は役者ではなくプロデューサーを務め、主演の連続殺人犯役(身長206cm・体重140kgの大男)には芦田愛菜を起用するなど、第1話から驚きの展開を見せた。

どこまで本気なのか視聴者に悟らせないまま映画論にまで踏み込む同作には、早くものめり込むファンが続出している。

また、山田孝之の“崩壊”と“再生”を描いたことでも話題になった「山田孝之の東京都北区赤羽」でタッグを組んだ映画監督・山下敦弘を中心に、スタッフ陣がほぼ同じであることから、「赤羽」ファンも大興奮のようだ。




また、山田孝之本人のTwitterでは、「カンヌ映画祭」絡みか?と思われる発言を残しており、ますます現実と虚構の境目が曖昧になっている。


「孤独のグルメ」や「勇者ヨシヒコ」など根強いファンを持つ作品を生み出し続けるテレ東。独自路線を突き詰める“攻めの姿勢”ゆえの賜物といえるだろう。