■納得いかないと思う「日本三大◯◯」ランキング
1位:三大洋食 トンカツ、コロッケ、カレー
2位:三大珍味 ウニ、コノワタ、カラスミ
3位:三大悪人 弓削道鏡、平将門、足利尊氏
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1位には、《三大洋食 トンカツ、コロッケ、カレー》がランク・イン。ハンバーグやオムライス、ナポリタン、ドリアなど、洋食と聞いて思い浮かぶものはたくさんあるのに、なぜこの三品と思った人も多いのではないでしょうか? 実は、この《三大洋食》が唱えられたのは大正時代のこと。その時代に一般家庭にも広く普及していたのが、この三品だったというわけです。現代ではトンカツやコロッケに「洋食」というイメージが薄くなくなってきているのも、要因かもしれません。
2位には、《三大珍味 ウニ、コノワタ、カラスミ》が選ばれました。
3位は、《三大悪人 弓削道鏡、平将門、足利尊氏》でした。三人とも天皇家に背いた人物として、特に明治時代から第二次世界大戦が終了するまで、悪人として知られて(教えられて)いました。平将門は京都の朝廷に対抗して「新皇」を自称したこと、室町幕府の初代将軍である足利尊氏は、奈良に独自の朝廷(南朝)を樹立した後醍醐天皇に対して「弓を引いた」ことが原因のようです。
「日本三大○○」は、一度決まるとそのままずっと使われているため、今の時代にそぐわないものもあるようです。「新・日本三大○○」といった形でリニューアルした「日本三大○○」を考えてみてもよさそうです。
調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2015年5月14日~2015年5月18日
有効回答者数:500名(男性:250名 女性:250名)