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大ブーム、世界的陣取りゲーム「Ingress」の珍ポータル集めが熱い

2014年9月4日 09時00分 ライター情報:とみさわ昭仁
いまから「Ingress(イングレス)」のことを書きます。

「興味な~い」って人は、ここからよそのインターネットへどうぞ。

「興味あるけど、どんなゲームなの~?」って人は、小野憲史さんがわかりやすい解説を書いてくれているので、それ読んで。

「インストールしたけど何をすればいいのかよくわからないよ!」という人は、杉村啓さんがトラブル解決法をまとめてくれてるので、そっちを読んだらいいじゃなーい。

「そんなことより攻略本とか出てないの?」って人にはこれ。米光一成さんがIngressの攻略本のレビューを書いてるよ。いやあ、なんでもあるなあ、エキレビって!

というわけでわたしもやってるわけですが、やっぱりよくわかんないんだよね。いや、大体はわかりますよ。青軍と緑軍に別れて、エネルギー溜めて、アイテム集めて、現実世界のフィールド上で陣取り合戦するんでしょ。これでもレベル5まで来てるんでね、ひと通りのことはアタシ体験済みなの。

ただ、アメリカ製のゲームだからテキストが全部英語。中2ぐらいで英語力が止まってる身としてはこれがツラい。知ってる単語を拾い読みしながらなんとなくやってきたけど、「どうせ表面的な部分しか理解できていないんだろうなあ」という気分が拭いきれない。ゲーム中に表示される英語を正しく理解すれば、きっといま見えている以上の深いおもしろさがあるんだろうなあ。でも、そこに手が届かない。そんなもどかしさがずうっとつきまとう。

そして、このゲームのいちばんの目的である「陣取り」。これがまた、わたしにはそんなにおもしろく感じられないのだ。だってさー、せっかく猛暑の中を歩きまわって、貴重なアイテムを消費して、ようやく敵ポータルを奪い取ったのに、それがまたしあらくすると誰かに奪い返されちゃうんだよね。なんだかすごくむなしい……。

そういうゲームだよ! と言われればそれまでなんだけど、コレクター気質の強いわたしとしては、せっかく集めたもの(自軍のフィールドを拡大するのはコレクションしているような気持ちになる)が白紙に戻されたりするのは、ゲームの快感を激しく損なうのだ。

……ってなことを考えながらゲームをやっていて、わたしは自分ならではの愉しみ方を見つけてしまった。それが「珍ポータル集め」である。それがどんな遊びかを説明する前に、まず、ポータルというのがどうやって設定されているかをお話ししよう。

「Ingress」が、これまでのゲームデザインの歴史の中で突出してすごいと思えるのは、ゲームバランスを開発者がコントロールしていないところだと思う。
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ライター情報

とみさわ昭仁

1961年生まれ。ゲーム開発、映画評論、コレクター研究、古本屋店主、スカジャン制作、DJなど。神保町特殊古書店マニタ書房は、不定休で週のうち半分くらい営業。

URL:akihito tomisawa index

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