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「怒り新党」で放映「新三大ミスター味っ子味皇のグルメリアクション」徹底解説!

2012年5月24日 11時00分 ライター情報:杉村啓

アニメ版ミスター味っ子はDVDボックスが出ています。が、長らく絶版状態になっています。この機会に再版してくれないものでしょうか……

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皆様、昨晩(5月23日放映)の「マツコ&有吉 怒り新党」はご覧になったでしょうか? ご覧になったかたは、人気コーナー「新三大ミスター味っ子味皇のグルメリアクション」をご覧になられたかと思います。そしてそこには「料理漫画研究家 杉村 啓」の名前が! はい、企画協力をしたのでした。ちなみにエキレビライターのオグマナオトさんにも手伝っていただきました。

番組でも「くだらなすぎる」「見ても、感想は何一つ浮かばないけど面白い」と大絶賛(?)だったのですが、さすがに1987年放映のアニメですから知らない人もいるでしょう。そこで今回はミスター味っ子について簡単に説明していきたいと思います。

「ミスター味っ子」は寺沢大介先生によって1986年に週刊少年マガジンで連載が開始された、料理漫画の金字塔とも言える作品です。連載が開始されるまでのエピソードはモーニング食に描かれていたりします。その派手なリアクション、料理描写などで一世を風靡した上に、その後の料理漫画のみならず、カツの二度揚げやカレーの隠し味、お好み焼きの山芋などなど、現実の食生活についても多大な影響を与えた作品なのです。

そして、今回の怒り新党で取り上げられたアニメ版「ミスター味っ子」は1987年から2年間全99話で放映されました。アニメ版は、最初のうちは原作の要素を取り込んでいた物の、次第に脱線して別なお話になっていたりします。何といっても、あの過剰なまでのリアクション&演出がすごい! というわけで、料理漫画と聞くと「ああ、あの『うーまーいーぞー!』と言う奴ね」と、多くの人の心に残る作品になったのでした。

ではここから、番組で新三大味皇様のグルメリアクションに選ばれたお話について、解説していきましょう。

まず20話「日本の味・お茶漬け勝負」vs 芝 裕之 戦から。

味皇様が引退を考えており、ミスター味っ子こと陽一君を後継者に考えているという噂が流れます。その噂を聞きつけた味皇料理会日本料理部主任の芝さんは陽一君に勝負を申し込むのでした。勝負の品目は「お茶漬け」。陽一君のお茶漬けにお茶をかけた瞬間、茶碗から桜の木が生え、その場は春となります。壮大な世界にトリップする味皇様。そして日本料理に大切な四季の心をそのお茶漬けに見いだした芝さんは負けを認めるのでした……

ご飯の中にピーナツが入っているお茶漬けを食べたときに味皇様は「ぽりぽりぽりぽりさーらさら。

ライター情報

杉村啓

醤油と日本酒と料理漫画とその他諸々をこよなく愛するライター。なんでも超丁寧に解説します。近著に『白熱日本酒教室』(星海社)、『醤油手帖』(河出書房新社)ほか。

URL:醤油手帖

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