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この世界にいるキャラは全員ちゃんと描いてあげたい「キルラキル」キャラクターデザイン・すしおに聞く1

2013年10月24日 11時00分

ライター情報:小林美姫

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キルラキル(C)TRIGGER・中島かずき/キルラキル製作委員会
MBS・TBS・CB・BS TBSにて放送中


すしおプロフィール/アニメーター。「トップをねらえ2!」「天元突破グレンラガン」「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」などのガイナックス作品のほかにも、「ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」「おジャ魔女どれみ」シリーズなどの東映アニメ作品ほか、多くの作品にたずさわる。現在は絶賛放映中のTRIGGERの最新作「キルラキル」でキャラクターデザイナー・総作画監督を担当している。

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毎話がクライマックスのような勢いで絶賛放送中のテレビアニメ「キルラキル」第3話放送目前!
クリエイターインタビュー、4人目は「キルラキル」でキャラクターデザイン・総作画監督を担当する、すしおが登場。
「キルラキル」の企画当初の秘話から今後の展開のヒント、そして「天元突破グレンラガン」のエピソードなど、またまたおもしろい話がてんこ盛り!
今回も「キルラキル」大好きたまごまごさんからの質問コーナーもあります!(後編に掲載)

超絶センスをもった人たちばかりいたガイナックス

───すしおさんはガイナックスに居続けたのには何か理由があったんでしょうか?
すしお ガイナックスって超絶センスを持った人たちばかりがいたので自分よりもうまい画とか、いろんなセンスの絵柄を普通に見ることができたんです。僕はすぐテングになっちゃう性格なんだけど、ガイナックスにいるとテングにならずに済むんです。自分がどんなにいい画を描いても、自分よりもいい画がたくさん転がっていますから。
───どんな方のどんなところでしょう?
すしお 日常の風景のレイアウトでいえば平松(禎史)さん、エフェクトをデザイン的に描く吉成(曜)さん、理屈にとらわれない今石(洋之)さんのセンス、鶴巻(和哉)さんの演出、そういった人たちがゴロゴロいたんですよね。みなさん、ただうまいのではなく、唯一無にのセンスを持った人たちばかりです。
───たしかに有名な方ばかりで、すごいスタジオですよね。
すしお いい反面、すごい人たちばかりなので、自分の必要性を常に問いてしまうんです。「いらないでしょ、オレの絵なんて」とか「俺、必要とされていない」とかって感じちゃって、ちょっとノイローゼ気味になりました(笑)。
───そんなことないですよ!でもそこまで思ったのにやめなかった理由は?
すしお 僕は吉成さんが大好きなので、吉成さんの画を見るためだけにアニメ業界にしがみついていた。吉成さんの机にたまっている落書きとか、吉成さんのどんな画でもいいから、それを見られるだけで幸せでした。

すさまじくアホなことを全力でやっているのが「キルラキル」

───今回、今石さんの「キルラキル」に参加されるわけですが、気に入っている部分やテーマみたいなものってありますか?
すしお 「キルラキル」は、すさまじくアホなことをみんなが全力で作る感じが楽しいなって思います。もちろんストーリーはしっかりしているし、アホだけじゃないんですけどね。

ライター情報

小林美姫

フリー編集者。ディズニー、アニメ、漫画関連のMOOK・書籍の編集や執筆など。『ボールペンで描ける!ONE PIECEかんたんイラストガイド』発売中。

URL:Twitter:@mikitty116

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