今注目のアプリ、書籍をレビュー

0

「27時間テレビ」劇団ひとり涙の訴えからの「ヨルタモリ」の奇跡

2015年7月28日 10時20分 ライター情報:井上マサキ
7月25日〜26日にかけて放送された今年の27時間テレビは、「めちゃ×2ピンチってるッ!本気になれなきゃテレビじゃないじゃ〜んがテーマ。『めちゃ×2イケてるッ!』のメンバーをメインに、”テレビの危機”を救うべく、様々な企画に挑戦するという内容だった。
『QuickJapan』vol.113。めちゃイケメインの27時間テレビは2004年、2011年に続いて3回目。

その結果を数字で見ると、平均視聴率10.1%、瞬間最高視聴率19.1%。歴代でも低い水準となり、グランドフィナーレでは日テレ『イッテQ』(イモトのマッキンリー登頂)に負けた。

内容についていろいろ言いたいことはあるのだけど、ここでは日曜に起こった「奇跡」について触れたい。キーワードは「おっぱい」だ。

7/26 14:30『27時間テレビ』 劇団ひとりの訴え


26日の13時より始まった「TED×27hTV」は、芸人たちがテレビのありかたについて「本気」でプレゼンするコーナー。TEDカンファレンスを模したセットで、ロンブー淳や光浦靖子などがプレゼンを行った。真面目な内容も一部あったが、いい話をしていた出川哲朗を無理やり落とし穴に落とすなど、オチを求める演出も目立った。

そこに「テレビが失ってしまった大切なモノ」というテーマで登壇したのが劇団ひとりだった。袖から出てきた時点で既に泣きはらしたような目をしている。スイッチが入り、完全に仕上がっていた。

「芸人とは職業のことではありません。生き様のことなんです。そして僕は、生きる場所として、ここ、テレビを選んだ。なのに、ここにはなかった。子供の頃、食い入るように、必死にしがみついて観ていたテレビは、もうここにはなかった。どこに行ったんですかあのテレビは!」

毎日流れるあたりさわりのない番組。僕らが観たかったのはこんなテレビではない。僕らが観たかったのは……。

「僕が、僕達が観たいのは、子供のころ、夢中になって観ていたアレ……おっぱい……おっぱいが観たい!

昔のテレビにはおっぱいがあった。ゴールデンタイムの水泳大会でポロリがあった。「あのころのテレビはあらゆるところにおっぱいがあった!」「やれ4Kだ。やれ8Kだ。肝心のおっぱいも映さないで、高画質が笑わせてくれるな!」と唇を震わせ、鼻水を垂らしながら、声を張り上げる劇団ひとり。

「先日、とある女優が、とある番組で、なぜ照明の仕事をしているのかわからない、そう発言して、物議を醸した。僕もあの放送を観ていた。照明さん、なんであの時言わなかった!あの子に言うべきだった!…………お前さんのおっぱいを照らすためだよ……」

客席の芸人から「単独ライブでやれ!」などのヤジが飛ぶなか、激情が止まらない劇団ひとり。

ライター情報

井上マサキ

1975年石巻出身のフリーライター。元SEで2児の父。スマホアプリ・パパ育児・お笑いを中心に活動中。路線図鑑賞家。ケータイ大喜利第14号レジェンド。

URL:Twitter:@inomsk

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品