◆ファーム・リーグ 阪神―オリックス(18日・SGL)

 俳優の松谷鷹也が18日、兵庫・尼崎市のSGLスタジアムで、阪神2軍戦のファーストピッチセレモニーを行った。セレモニー前にはトークショーに登場。

23年に脳腫瘍のため28歳の若さで他界した、元阪神・横田慎太郎さんの人生を描いた主演映画「栄光のバックホーム」の公開前と公開後の変化については「公開後は本当にたくさんの方から、インスタグラムやXのDMで感想をいただいたので、その感想を見て毎日泣いていました」と明かした。思わず演じていた自身が泣いてしまったというシーンにはエンドロール部分を挙げ「本当に慎太郎さんが亡くなってしまったんだなっていう実感がそこで湧いてきて、最後はおえつでした」と打ち明けた。

 病になりしゃべることもできないシーンもあったが、演じる難しさはなかったという。「生前から慎太郎さんにお会いさせていただいていて、ちょうど2回目の闘病を終えたタイミングだったので、講演活動とかを頑張っていらっしゃった時。僕自身も講演会に行かせていただきましたし、ホスピスに入られた時にもお見舞いをさせていただいたり、亡くなった時もお葬式にも行かせていただいたので、僕が自分の目で見てきた横田さんを、映画を通してもう一回追体験するっていうような気持ちでやっていました」と語った。

 昨年9月26日の甲子園球場での始球式後に歴史館を訪れ、入団当時の横田さんの色紙を目にしたという。「『日々成長』っていうことが書いてあって、(鈴木)京香さんと秋山(純)監督もいたんですけど『本当にこれだよね』って。今はその言葉をすごい大事にしています」とにっこり。今後の俳優活動については「横田慎太郎さんのおかげでやっとスタートラインに立ったなと思います。最初の作品でこれだけ多くの方の心に響くような作品に出られたので、これからもたくさんの人にいい影響を与えられるような作品だったり、役にまた巡り会えたらうれしいなと思っています」と横田さんの命日に天国に思いをはせてほほ笑んだ。

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