今注目のアプリ、書籍をレビュー

0

「下町ロケット」今夜3話。パクったパクられたの特許バトルをわかりやすくおさらい

2015年11月1日 11時00分 ライター情報:島影真奈美
10月25日放送の「下町ロケット」(TBS日曜よる9時)第2話では、ライバル企業であるナカシマ工業の卑劣なやり口で会社を手放す寸前まで追い詰められた主人公・佃航平(阿部寛)が反撃する。さらに、日本を代表する巨大企業・帝国重工の宇宙開発部・財前部長(吉川晃司)が現れ、佃製作所が所有する特許を譲ってほしいという急展開。3つの特許をめぐっててんやわんやの第2話の争点をおさらいしたい。
「下町ロケット」(TBS日曜よる9時)第3話より

特許問題その1:「佃製作所が技術をパクった!」(ナカシマ工業談)


中小企業VS大企業の闘いの幕開けとなったのが、ナカシマ工業による特許侵害の訴え。ナカシマ工業は佃製作所の主力商品「ステラエンジン」は、ナカシマ工業が所有する特許を侵害していると主張。90億円もの損害賠償を要求する。しかし、これは佃製作所の特許の“穴”を狙いをさだめ、仕掛けてきたナカシマ工業の悪意に満ちた戦術。裁判で疲弊したところで、佃製作所を買収し、その技術を手に入れようと目論んでいる。
「下町ロケット」(TBS日曜よる9時)第3話より

特許問題その2:「パクったのは“マネシマ”だ!」(佃製作所談)


ナカシマ工業はパクリの常習犯で、大企業の資金力を駆使してこれまでもさまざまな模倣品をしれっと作り挙げてきた歴史がある。あまりにひどいやり方は“マネシマ”と異名をとるほど。度重なるダメージに、一度は白旗をあげかけた航平だが、経理部長の殿村(立川談春)や弁護士の神谷(恵俊彰)に背中を押され、ナカシマ工業の主力商品である「エルマーII」を特許侵害で訴えるという奇策に出る。
「下町ロケット」(TBS日曜よる9時)第3話より

特許問題その3:「特許を20億円で譲って!」(帝国重工)


佃製作所とナカシマ工業が小型エンジンの特許をめぐり、法廷バトルを繰り広げる中、第3の特許問題が浮上する。純国産ロケット打ち上げを目指すを帝国重工は、何年もの月日をかけ、ようやくロケットに搭載する水素エンジンを開発する。しかし、その水素エンジンに欠かせないキーデバイスの特許はすでに佃製作所が取得済みだったことが判明。帝国重工は、特許の譲渡を打診する。交渉役として佃製作所を訪れたのが、財前宇宙開発部部長(吉川晃司)と部下の戸山(新井浩文)。物腰はていねいながら、言葉のはしばしに、中小企業を見下した態度も見え隠れする。
「下町ロケット」(TBS日曜よる9時)第3話より

「ナカシマに特許を奪われたとしても屁でもありません!」(佃航平談)


被告原告が入れ替わりながら進む特許裁判は混迷を極める。裁判官はどうも、大企業びいきにも見え、不安が募るばかり。

ライター情報

島影真奈美

ライター&編集。共著に『オンナの[建前⇔本音]翻訳辞典』シリーズ(扶桑社)。モテ・非モテ問題から資産運用まで幅広いジャンルを手がける。特技:爆読

URL:Twitter:@babakikaku_s

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品