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再び神作画で殴り合い「ルパン三世」19話「龍は静かに眠る」

2016年2月18日 09時50分

ライター情報:大山くまお

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ついにルパン最大のライバル、レオナルド・ダ・ヴィンチ(本人)が登場して、いよいよ白熱してきた30年ぶりの新シリーズルパン三世。第19話は「龍は静かに眠る」。いかにもアクションものらしいタイトルだ。

幾度となくルパンの前に立ちはだかったものの、イギリス諜報部MI6を辞めて一般人になっていたニクス。超人的な戦闘力を誇るニクスだが、一番のウィークポイントは愛する家族だった。家族を人質にとられたニクスは、MI6の密命を受けることになる。目的はMI6から盗み出された「ドラゴンズテイル」を奪回すること。

一方、ルパンも「ドラゴンズテイル」を狙っていた。「ドラゴンズテイル」を盗み出したプロの傭兵集団のもとへと忍び込むルパン。しかし、別ルートで忍び込んでいたニクスと一緒に傭兵たちに捕まってしまう。

『ルパン三世』には、こうしたプロの傭兵がしばしば登場する。どこの国にも属さず、カネで雇われて殺しを行う傭兵は、ルパンの敵として格好の存在というわけだ。TVスペシャル『ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎』のクレイジー・マッシュなどが代表格。また、『ルパン三世 PARTIII』の「ルパンが戦車でやってきた」では、次元大介がかつて傭兵だったと明かされている。

さて、「ドラゴンズテイル」とは、MI6の諜報部員のリストだった。これを押さえてしまえば、MI6の動きは筒抜け。ルパンたちも大変暮らしやすくなるのだが、スパイ組織であるMI6にとっては死活問題だ。

しかし、リストをそのまま渡すほどMI6はヤワではない。ニクスが奪回に失敗したのを確認すると、いきなり傭兵たちのアジトを空爆! 爆撃で傭兵の親分はいきなり死亡! このあたりの手口は、なにかと空爆で証拠を隠滅しようとするアメリカ政府を描いた『ルパン三世 ルパンVS複製人間』を思わせる。

さらにMI6のエージェントたちが乗り込んできて、生き残った傭兵たちを次々と射殺。ルパンはもちろん、外部の存在であるニクスも殲滅対象だ。生き残るため、共同戦線を張るルパンとニクス。

「お前さんと俺。これで生存確率50%ってところか」
「買いかぶりすぎだ」
「いいや。生きるか死ぬか、人生いつだって五分五分だぜ

またも神作画アクションが登場!


珍しくグーパンチなどを繰り出して、MI6のエージェントと戦うルパン。しかし、ニクスはかつての仲間であるMI6のエージェントに囲まれてしまう。銃を向けられ、家族のことを想うニクス……(銃声)。

ライター情報

大山くまお

ライター。著書に『野原ひろしの名言』『野原ひろしの超名言』(双葉社)、『名言力』(ソフトバンク新書)、『中日ドラゴンズあるある』(TOブックス)など。

URL:Fire Stone and Water

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