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リピーター続出「シン・ゴジラ」そろそろ名台詞について語らせてくれ

2016年8月19日 10時00分 ライター情報:大山くまお
熱烈なファンを生み出し続ける『シン・ゴジラ』。膨大な情報の奔流に押し流されつつ、知れば知るほど「もう一度観たい」と劇場に向かうリピーターの数も増殖している。世間に届くヒット作であると同時に、新たなカルト映画の誕生を目の当たりにした気分だ。

観た人それぞれにお気に入りだったり、ツボに入ったりしたセリフはあると思うが、ここでは筆者がグッときたセリフを並べてみたい。台本を入手したわけではなく、メモなどを元にしているので、間違いも多々あると思うがご容赦のほどを(たくさんのブログやツイートなどを参考にさせていただきました)。登場人物の肩書きはパンフレットに準拠した。

なお、この記事は完全にネタバレです。バレ倫。

この動き、基本は蛇行ですが、補助として歩行も混じっていますね。エラらしき形状から水棲生物と仮定してもハイギョのような足の存在が推測できます。
尾頭ヒロミ 環境省自然環境局野生生物課長補佐(市川実日子)
イラスト/小西りえこ

みんな大好き尾頭ヒロミ課長補佐の最初のセリフ。一気呵成の早口で、政治家や御用学者たちが織り成すヌルッとしたつかみどころのない空気を一変させてくれた。この後、関口文部科学大臣(手塚とおる)の楽観論にもピシャリと反論。「ピシャリ」という表現が似合いすぎ。

しかし、現場が人口密集地です。今は攻撃より避難を優先すべきです。
花森麗子 防衛大臣(余貴美子)

「すぐに駆除すべきじゃないか!」とカジュアルに強硬論をぶつ金井内閣府特命担当大臣(中村育二)に花森防衛大臣が一言。取材元でもある小池百合子元防衛相をイメージさせつつ、イケイケの好戦派として単純に描かず、国民の安全を第一に考えている(自衛隊の弾で国民に被害が出るのはマズいと考えている)ように描くことで作品の奥行を作り上げている。虚構を現実で補強しているのだ。

総理、ここは苦しいところですが、被害の拡大を防ぐためにも、総理のご決断をいただかないと。
東竜太 内閣官房長官(柄本明)

災害緊急事態の布告の宣言と自衛隊初の防衛出動の決定を大河内首相(大杉蓮)に促す東官房長官の言葉。この直後に有名な「今ここで決めるのか! 聞いてないぞ!」がある。東官房長官はこの後も総理相手に「理解を示しつつ、決断を促す」というコンボを決め続けるが、やっぱり仕事ができる人なのだろう。矢口蘭堂を内閣官房副長官に起用したのもこの人だ。

いえ、ローテで行きます。皆、入隊したときから覚悟はできています。

ライター情報

大山くまお

ライター。著書に『野原ひろしの名言』『野原ひろしの超名言』(双葉社)、『名言力』(ソフトバンク新書)、『中日ドラゴンズあるある』(TOブックス)など。

URL:Fire Stone and Water

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    爬行も混じっていますね、では?

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