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「やすらぎの郷」今日最終回若い娘の前で泥酔した菊村が「やれたかも」な夜をプレイバック

2017年9月29日 11時00分 ライター情報:北村ヂン
遂に最終週に突入した『やすらぎの郷』(テレビ朝日・月〜金曜12:30〜)。

通常だったら、1週間まとめてレビューしているところなのだが、最終週ということもあり、ドトウの展開の連続で1週間まとめると書き切れなそうなので、最終回直前レビュー!

最終週だというのに、相変わらず老人たちの感情を揺さぶりまくりなのだ。

まさかの故・大原麗子の出演


まず驚かされたのは、先週死んだ加納英吉(織本順吉)が、「やすらぎの郷」を創設するきっかけとなった大道洋子の姿が明かされたこと。

孤独死した女優ということで、明らかに大原麗子をモチーフにしたキャラクターだというのは予想がついていたが、そのまんま大原麗子の写真を出してくるとは! しかも、大原麗子が出演した代表的なCM・サントリーレッドの「すこし愛して、なが〜く愛して」というセリフまで乗っけて。

この回を見直してみると、オープニングでちゃんと「故・大原麗子」というクレジットが流れており、ザワッとさせられた(放送途中で亡くなった野際陽子には「故」とついていないのに!)。

加納英吉が「やすらぎの郷」を作ったきっかけが大道洋子の孤独死だったように、倉本聰が、テレビに功績のあった老人ホームを舞台にしたドラマ『やすらぎの郷』を書くきっかけとなったのは大原麗子の孤独死だったということなのだろう。

先週の月曜日が『ミュージックステーション ウルトラFES2017』でお休みだったため、1日ズレての放送(最終回が拡大スペシャルで2話分まとめて放送予定)となっており、本来だったら、加納英吉の死から大原麗子に思いを馳せるところまでが第25週だったんだろうと思われる。

その方がキレイにまとまっていたのに……つくづく『ミュージックステーション』がうらめしい!
イラスト/北村ヂン

上川隆也の語る「イチエフ」に圧倒される


さて、おそらくここからが本来の最終週。

久々に「やすらぎの郷」から離れた菊村栄(石坂浩二)は、東京で亡妻・律子(風吹ジュン)の墓参りをし、それから、かつて
恋した女優・安西直美が東日本大震災の津波で流されたという福島の浜を訪れる。

ここで直美の孫・アザミ(清野菜名)と落ち合うことになっているのだ。

直美とアザミのことを思いながら浜を歩いていた菊村は、娘を津波で亡くし、現在は福島第一原発の廃炉作業をしているという男(上川隆也)と出会う。

男は、放射能をだいぶ浴びてしまったことだし、いいかげん廃炉作業から逃げたいのだが、オリンピックに人出を取られてしまって抜けるに抜けられないのだという。

ライター情報

北村ヂン

群馬県出身。ライター&イラストレーター。珍奇でバカでサブカルチャーなものが主な取材対象。「デイリーポータルZ」や「日刊サイゾー」などで執筆中。

URL:Twitter:@punxjk

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