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声優さんが泣いて歌えなかったことがあって「プリキュア」作詞家対談2・青木久美子×只野菜摘

2014年7月18日 09時00分

ライター情報:青柳美帆子

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「ハピネスチャージプリキュア!ボーカルアルバム1 〜Hello!ハピネスフレンズ!〜」
主題歌やエンディング曲はもちろん、書き下ろしのキャラクターソングも収録されたボーカルアルバム。キュアラブリーやキュアプリンセスだけではなく、ブルー様やクイーンミラージュなどのキャラクターのいつもと違った一面も見ることができるかも。7月23日発売予定。

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作詞家の青木久美子さんと只野菜摘さんの対談後編(前編はこちら)。
プリキュアシリーズでは恒例になっている「ボーカルアルバム」。オープニングやエンディングがフルで収録されるのはもちろん、アルバムのテーマソングやキャラクターソングが書き下ろしされます。10周年記念作品の「ハピネスチャージプリキュア!」のボーカルアルバムも7月23日に発売が予定されています。
お2人に、アルバム曲や思い入れのある曲についてどんどんうかがいました。


■キュアラブリー? キュアプリンセス?

───お2人は、アルバム曲もたくさん作っていらっしゃいますね。キャララクターソングはファンの夏の楽しみになっています。
只野 今回、私はキュアラブリーの担当なんです。なんとなく、キュアプリンセスかなと思ってました。
青木 そうよね、ところがプリンセスは私に来たのよ。
───たしかに、イメージとしては逆かもしれません。
青木 プリンセスはお嬢様だから、それをどうプリキュアにしていくかが面白い。お姫様気質が嫌味にならないように持っていくのが工夫のしどころ。プリンセスの未来、成長の兆しが見えるように書けたらいいなと思ってますね。妹(作詞家の六ツ見純代)が敵キャラのクイーンミラージュ担当なんですよ。
───それも意外。六ツ見さんもまた、「Alright! ハートキャッチプリキュア!」「ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪」「Let's go!スマイルプリキュア!」などの「プリキュア」主題歌を担当されてます。
青木 そう、「しあわせごはん愛のうた」も書いてるしキュアハニーかな? と(笑)。でもどんなキャラでもどうすればプリキュアの歌になるかってひねりが必要で面白い。悪役の主張に共鳴できるわけじゃないけど「そういう理屈もあるのかー」ってどこかヘリクツでも筋が通ればいいかも。
───アルバムを聞くことで、キャラやキャラに対する考え方が広がっていく感じがします。
只野 「みんなで海辺にいって、スイカ割りしました」みたいなTVでのお話があったとして、あらすじをそのまま書いただけの、ダメダメ宿題感想文みたいな歌では面白くないと思うんです。本編のストーリーには出てきていないけど、ありありと見えてくるような歌でないと。


■かれんのキャラをふくらませた「Heavenly Blue」

青木 「5」のアルバムも思い出深いですね。
───「5」のアルバム1作目では、水無月かれん(キュアアクア)のキャラソングを作詞。

ライター情報

青柳美帆子

フリーライター。1990年(平成2年)生まれ。オタクカルチャー・イベントレポ・明るいエロス・少女革命ウテナなどを中心に執筆しています。

URL:青柳美帆子のまとめ

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