“ムズキュン”する展開で放送のたびに大反響のテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)。最終回直前となった12月13日の放送では、とある名言が飛び出しネット上で激しい共感を呼んでいる。


「カワイイは最強」に共感集まる!


話題になったのは、新垣結衣演じるみくりが、津崎平匡(星野源)に後ろから抱き着いたシーン。ついつい照れてしまう平匡が「カワイすぎるんですが」と言うと、みくりも「それはこっちのセリフです。平匡さんがカワイくてカワイくて」と返す。平匡は「男でカワイイというのは…」と不満そうだが、みくりは「カワイイは最強なんです。カッコイイの場合、カッコ悪いところを見ると幻滅するかもしれない。でも、カワイイの場合はなにをしてもカワイイ! カワイイの前では服従、全面降伏なんです」と熱弁した。

視聴者からは「そんなこと言ってるガッキーもカワイイよ!」と大反響だが、この言葉に共感したのは「かわいいは正義」という言葉をもともと使っていたオタク層と、平匡に毎週キュンキュンさせられていた女性たち。


カワイくて最強な星野源!?


平匡役を演じる星野源は、正統派の「イケメン」というわけではないが、同ドラマ放送以前から女性からの絶大な支持を集めていた。大流行中の「恋ダンス」でおなじみの主題歌『恋』も手掛ける星野は、アーティストとしての実力も折り紙付き。さらにコント番組『LIFE! ~人生に捧げるコント~』(NHK)にも出演するなど、幅広い演技もできるという才能の持ち主だ。

しかし女子たちが星野にときめくのはその才能の部分だけではないようで、「今回のみくりの発言で分かった! 星野源はなにをしても可愛いからいいんだ!」「歌手に俳優って部分だけ見ると福山雅治みたいでかっこいいんだけど、なぜかぬぐえないヘタレ感がたまらない」とその可愛さにやられてしまう人が多いよう。

星野はくも膜下出血から復帰した後にその体験をつづった『蘇える変態』(マガジンハウス)という本を出版するなど、ファンの間では“変態”“下ネタ好き”としても知られている。そんなところも「さらけ出してる感がいい!」「なにやっても爽やかだし可愛いんだよな~」と好評のよう。
無理をしてかっこつけてボロが出るより、カワイく、自分をさらけ出してしまった方が女性からの評価は上がるのかもしれない。