かつての韓流スターも、いまやその面影なし――。8月19日、東京・羽田空港から帰国の途に就こうとしていたペ・ヨンジュンと妻のパク・スジンだが、見送りに集まったのは、なんとわずか15人ほど。

ブームが終焉したとはいえ、全盛時には3,000人以上集まっていたことを考えると、隔世の感がある。

「人気急落の原因は、やはりパク・スジンとの結婚と彼女の妊娠です。日本のファンを『家族』と呼んで大切にしてきたヨン様ですが、彼らに対して正式な結婚報告をしていないんです。ファンとしては裏切られた気持ちで、“ヨン様離れ”が起きているのでは」(芸能ライター)

 今回、日本を訪れたぺ・ヨンジュン夫妻は、8月14日に東京ドームで開催されたSMエンタテインメントの合同コンサート『SMTOWN LIVE TOUR V IN JAPAN』に姿を見せた。これは、ペ・ヨンジュンが代表を務めるキーイーストが、SMエンタと業務提携契約を結んだことから。

「SUPER JUNIORに紹介されたぺ・ヨンジュンは客席から観衆に向かって手を振りましたが、微妙な反応でしたね。
今の若い世代はヨン様が『冬のソナタ』で一世を風靡したことなんて知りませんし、そもそもヨン様は現在、芸能活動をしておらず、実業家として活動がメイン。第一次韓流ブーム当時ですら、本国ではすでに忘れられた存在だったのですが、ついに日本でも、“あの人は今”状態になってしまったわけです。結婚ということもありますが、やはりこれだけ芸能活動をしていなければ、日本のファンが離れていくのは当然でしょう。もっともヨン様としても、日本のオバサマ相手に稼ぐだけ稼いだわけですから、別に見送りなんて来てもらわなくていいと思っているのでしょうが」(芸能ライター)

 ブームが終われば、結婚報告を怠るなどかつてのファンへの対応もおざなり。結局、ファンは金ヅルでしかなかったという本音が透けて見えるようだ。